page5 プリズムワールド ページ5
ー聖sideー
聖「…それで、理由とはなにか聞かせてもらえるかな?」
ヒロ「はい……Aちゃんは、僕たちのライブ会場に突然現れたんです。」
聖「それは………?」
カヅキ「どこからか分からないのですが、すごい光がふってきて、みんな目をつぶったんです。」
ヒロ「そしたら、目を開いたら目の前にAちゃんが倒れていて。」
カヅキ「とりあえず楽屋に連れていって、何回も起こしたのに全く目を覚まさなくて。」
彼らは何を言っているのだろうか。突然天から人がふってきたというのか?
おかしいと思いながらも、ヒロとカヅキは真剣に話をしているので、聞くことにした。
ヒロ「それで僕たち考えたんです。なぁ、カヅキ。」
カヅキ「ああ。Aは、りんねと同じ、プリズムワールドからやってきたんじゃないかって。」
聖「プリズム、ワールド……!?」
それはあの荊りんねの住んでいる世界。そして…………
聖「ジュネがいた所か……」
そう、聖が愛している、天羽ジュネがかつていた場所である。
ヒロ「はい。だから、プリズムワールドの使者はプリズムの煌めきに導かれやってくると聞いたので、僕たちのプリズムショーで目を覚まさせようとしたんです。」
カヅキ「そしたら、本当に目を覚まして……」
聖「そう…なのか……」
プリズムワールドの使者であれば、突然現れてもおかしくない。ジュネにはもう危害はないし、プリズムワールドの使者でも問題は特にないのだが。1つ困ったことがある。
聖「プリズムワールドには、かえせるのかい?」
カヅキ「りんねがかえったときみたいに、なる達に話を聞いてみます!」
ヒロ「なるちゃん達やべる達なら、協力してくれると思いますから。」
聖「そうか。なら良かった。……しかしな、またここにプリズムワールドの使者がやってくるなんて…」
オバレが結成されてそんなに経っていないのに、まるで荊りんねと入れ替わりのようにやってきた事に、聖は違和感を覚えた。
しかし、Aの記憶がない今確かめようもないので、その違和感はすぐに消え去った。
聖「まぁとりあえず、Aちゃんのことは君たち3人に頼むよ。」
「「はい…!」」
二人の決心が返事に溢れ出ている。これなら大丈夫そうだ。そう思っていると
ヒロ「あの、主宰………」
聖「ん?なんだい?」
ヒロ「しかしあの…その…1つ問題が…」
少し恥じらい混じりで彼は言った。
ヒロ「彼女の衣類が……ありません…」
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです!そうなんです!楽しみすぎます♪ありがとうございます〜!そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化&映画化決定しましたね!!この作品とても面白いです!kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね!絶対見にいきますありがとうございます! (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます!キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…!w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです!面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiko | 作成日時:2018年5月23日 2時