page37 自信 ページ38
部屋に入ると、さっそく僕はCDを出した。
今回はカヅキが妙にやる気がある。
ダンスの多い曲にしたいからかな。
ヒロ「ダンスかぁ…俺はサービスが多いから、そこまでダンス重視じゃないな。」
コウジ「とかいいながら、意外と踊ってるじゃない。」
ヒロ「まぁね。絶対アイドルだからっ。」
A「………」
数分間CDをあさっていると、カヅキが1枚のCDを手に取り静止した。
カヅキ「ん………これは…」
コウジ「ああ。Shooting starだね。また前にヒットした曲出してきて…」
ヒロ「いいんじゃないか?」
コウジ「えっ」
いいって………やっぱり今人気のある曲とかの方がいいんじゃ………
カヅキ「だよな!これなら踊るところも多いだろーし!」
ええええ…カヅキ…
ヒロ「じゃあさっそく聞いてみよーか。」
デッキを出して、とりあえずきいてみることに。完全に2人のペースだ。
カヅキ「おー。やっぱいいんじゃねーか?フェスティバルっていうし、盛り上がるぜ!どうだ?A。」
A「………バーニン…」
コウジ「!?」
え?今なんて…
ヒロ「アッハハハ!カヅキの口癖覚えたか〜!」
カヅキ「や、やめろよ…なんか恥ずかしくなっちまうじゃねーか…」
………Aちゃん、だんだん心を開き始めたのかな。………僕にはどうなんだろう…
カヅキ「じゃあ決定でいーな。コウジもいいだろ?」
コウジ「うん。Aちゃんがそれでいいなら。」
こうして次のショーの曲は決定し、
コウジは衣装を考えるために、資料をとりに行こうとした。すると
ヒロ「コウジ、俺いい資料知ってるから教えてやるよ。」
コウジ「そうなの?助かるよ。じゃあ2人ともここで待ってて。」
カヅキ「なっ、おい。」
バタンッ
カヅキの言葉を無視して、僕とヒロは部屋をでた。どうせカヅキの事だから、女の子と2人きりは緊張する〜とかだろう。あんちゃんとわかなちゃんに告白されてから、変に意識しちゃってるからな。
カヅキ「………行っちまったよ…。それでA、ショーのことなんだけど…」
A「ヒロさん…って、ナルシストなんですか?」
カヅキ「え。」
いきなりの質問に戸惑うカヅキ。
A「あ、いえその、侮辱とかではなく…その…。自分に自信を持ってて、すごいなぁって…。」
確かにヒロはそう思わせる行動をしている。発言も堂々としているし、何よりオーラがすごい。
Aの気持ちを察し、カヅキは口をひらいた。
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kiko(プロフ) - モモガッパさん» そうなんです!そうなんです!楽しみすぎます♪ありがとうございます〜!そう言ってもらえて光栄です(*^-^*)ヒロ様は永遠の王子様ですよぉ〜w (2018年6月15日 20時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
モモガッパ - 2019の春にキンプリアニメ化&映画化決定しましたね!!この作品とても面白いです!kikoさんはヒロ様が好きなんですね私も大好きです(*^^*) (2018年6月15日 20時) (レス) id: 18a2c7164a (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - kikoさん» そうなんですね!絶対見にいきますありがとうございます! (2018年6月13日 3時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
kiko(プロフ) - しろさん» ありがとうございます!キンプリ大好きですよ♪また映画やるみたいなので早く見たいです…!w (2018年6月11日 22時) (レス) id: c99f7c1494 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - キンプリが好きな方がまだいて嬉しいです!面白いです (2018年6月11日 19時) (レス) id: 142f5ad86d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiko | 作成日時:2018年5月23日 2時