28 ページ29
TH「何で俺ら呼び出されたの?」
JH「悪いことしたかな?」
PD「お前らを呼んだのはAのことを話そうと思って。Aをグループデビューさせるつもりだ」
RM「Aには伝えたんですか?」
PD「まだ伝えてない」
JN「Aが嫌だと言った場合は?」
PD「説得してでも....デビューさせたい」
JK「どんなグループですか?」
PD「5人グループで1人は中国人、3人は韓国人。あと韓国人2人が決まってない、この資料を見たりして決めてほしい」
JM「僕らが決めるんですか⁉」
PD「Aを知っているのはお前らだからな。会議室あいてるから、今から話し合え」
ーーーーーーーー
JH「責任重大だね...」
JM「ジョングガ、どこ行くの??」
JK「トイレです」
ーーーーーーーー
オンナ1「新しくデビューするグループのオーディション、一次通過したの!」
オンナ2「私も〜」
オンナ1「5人グループで、1人が日本人って噂だよ。絶対仲良くしたくない」
オンナ2「私たち5年以上練習生として頑張ってきたのにさ、数ヶ月練習した日本人がオーディションなしでデビューなんて....社長の愛人確定でしょㅋㅋ」
オンナ1「絶対、何の努力もしてないでしょ!ステージに立っても輝けないよ」
たまたま、こんな話を聞いてしまった。
僕は人見知りだ。だけど...ヌナがバカにされて今、黙ってられない気持ちが1番なんだ。
JK「その...5人グループって1人が中国人のグループですか?」
ドキドキする。ヌナのことじゃないんじゃないかって....すごく、怖かった。
オンナ2「え...そ、そうです!」
オンナ1「ほ、本物!私、ARMYです」
JK「...2人は1日、どのくらいダンスの練習してるんですか?」
オンナ1「大体6時間だと思います!」
JK「他に何を頑張ってるんですか?」
オンナ1「歌です」
JK「何で日本人をバカにするんですか?」
オンナ2「...それは」
何か、すごくイライラしてきて...自分が抑えられなくなって、つい怒鳴ってしまった。
JK「君たちよりヌナの方が頑張ってるよ....1日、10時間ダンス練習したり。3言語勉強したり、ピアノの練習、無理なダイエット、作詞作曲もして、手が荒れても『大丈夫、大丈夫』って言って家事こなして、俺のわがままに答えてくれて.....ヌナは努力してデビューするんです!どれだけ、頑張ってるかも知らないで、ヌナの悪口を言わないでください!」
あぁ、言ってしまった。
416人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪葵(プロフ) - 星凛さん» ありがとうございます!!! (2017年8月24日 16時) (レス) id: edc037fd69 (このIDを非表示/違反報告)
星凛(プロフ) - なんか最後感動して涙が出てきた!おもしろかったです! (2017年8月24日 16時) (レス) id: 86d50fd22b (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - シャヲルさん» 頑張ります!見てくれてありがとう〜 (2017年5月18日 17時) (レス) id: edc037fd69 (このIDを非表示/違反報告)
シャヲル - 更新頑張って下さい!!! (2017年5月18日 15時) (レス) id: 803b93d845 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪葵 | 作成日時:2016年12月28日 12時