青い炎とハリネズミと私【ソニック】 (ページ9)

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Blue7:勘違いページ9

Aはフッと目を覚ました。最初に目に飛び込んできたのは、キューバの顔〔？〕だった。
A｢キューバ？｣
キューバ『A！よかったぁぁぁ～～！！』
キューバはAの胸に飛び込んだ。
A〈えっと、私は………？〉
Aは〔フードをかぶっているか確認をし〕起き上がった。キューバはAから離れる。
どうやらAは自分のベッドに横たわっていたようだ。
ｼｬﾄﾞｳ｢気がついたか｣
シャドウが部屋の中にいた。そして後ろにはあの青と白の獣人(じゅうじん)〔後でキューバに聞いたのだがハリネズミらしい〕がいた。
なぜか白い獣人はうなだれている。
Aはキューバを見た。
キューバは思い出したように言った。
キューバ『あ、紹介するね。青いのがソニック・ザ・ヘッジホッグ。白いのがシルバー・ザ・ヘッジホッグだよ。ちなみに苗字(みょうじ)は一緒だけど、兄弟じゃないからね』
A〈兄弟じゃないんだ………〉
その時青い獣人、ソニックが言った。
ｿﾆｯｸ｢Hi!よろしくなA！シャドウとキューバから聞いたんだけど、俺たちを治療してくれたんだってな｣
Aはソニックの声を聞いて男とわかりまたピシッと固まった。が、コクッとうなずいた。
ｿﾆｯｸ｢Thank you!｣
ソニックは言った。
Aは何も言わなかったがペコリと頭を下げた。
キューバ『で、何でシルバーがうなだれているかというと、Aを攻撃して気絶させたからだよ！敵だと勘違いしたんだって。どうしてそう思うのか不思議だよ！』
キューバは赤く点滅した。怒っている証拠だ。
Aはシルバーを見た。
キューバ『シルバー！』
キューバがキレ気味な声でシルバーに声をかける。
シルバーはおずおずと前に出た。