青い炎とハリネズミと私【ソニック】 (ページ37)

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Blue35:追ってきた兵たちページ37

そんな矢先だった。

ピチチチチ‥‥‥ピーピーピーっ！

２羽の小鳥が開いている窓から入ってきて騒ぎたてる。
するとベネツィアがサッと青ざめた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢大変！皇帝国(こうていこく)の兵士たちがここに向かってきてるわ！！｣
キューバ『ええっ！？』
ｿﾆｯｸ｢What？！｣
A｢！！？｣
ｼｬﾄﾞｳ｢何！？｣
ｼﾙﾊﾞｰ｢本当なのか！？｣
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢本当よ！急いで逃げなきゃ！！｣
Aはおろおろした。
キューバ『A！とりあえず持っていく物をバッグに詰めて！カオスエメラルドは絶対に忘れちゃダメ！！ベネツィア、兵士は今どこら辺にいるか鳥たちに聞いて！！』
ベネツィアはうなずくと鳥たちに質問する。
鳥はピーピーと鳴いた。
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢もうすぐそこなのね？！わかった。A、急いで！！｣
シルバーは驚いて尋ねた。
ｼﾙﾊﾞｰ｢アンタ、鳥の言葉わかるのか！？｣
ﾍﾞﾈﾂｨｱ｢今さら！？‥‥そうよ。私は鳥やその他の動物たちとコミュニケーションがを取ることができる。伊達(だて)に魔女やっていないからね。っていうかそんなこと言ってる場合じゃない！！｣
するとAがリュックを背負(しょ)って出てきた。
キューバ『準備整った！？』
Aはうなずく。
キューバ『じゃあ早s‥‥‥‥』
刹那。

ドンドンドンドンドンッ！！

玄関の扉が乱暴にノックされた。
Aは固まった。