Blue12:少しだけの興味 ページ14
シルバーSaid
Aはあまりしゃべらない。ほとんどキューバがAの代わりにしゃべっている。
そういえば、何でAはフードを取らないんだ?
どんな顔をしているんだ?
そう考えたら無性に気になって、オレはAに言った。
シルバー「なぁ、Aはフード取らないのか?」
Aはオレを見た。
シャドウも本から顔を上げこっちを見ている。
キューバ『どうしたの急に?』
キューバが言う。
シルバー「いや、ずっとフード被ってたら
オレは何気なくAのフードに手を伸ばした。
キューバ『ッ!!シルb』
Aはビクッと反応し、パンッ!とオレの手をはたいた。そして二、三歩後退りする。どこかしらAの肩が小刻みに震えていた。
オレはポカンとした。
A「!ご、ごめんなさい………!!」
Aは震える声で言うと部屋を出ていった。
キューバ『A!!』
入れ替わりにソニックが入ってきた。
重い沈黙が通り過ぎる。
ヤベェ…………………やらかした。
まさかあんなに嫌がるとは思ってなかった。
ソニックが何か言おうとした時だった。
キューバ『バカ〜〜〜〜〜〜〜!!!』
キューバの怒号が響き、オレの頭に打撃がきた。
シルバー「イッテエェェェェ!!」
オレは頭を抱えた。
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るい - 続きお願いします (2020年10月2日 19時) (携帯から) (レス) id: b28f936442 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルー★アース | 作成日時:2020年9月6日 10時