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北「俺は、別にバレてもいいけどさお前は嫌だろ?
嫌なら、はい。」
そう言って右手を出してきた。
…最低だ。
本当に最低。
なんか、涙でそう。
バレてもいいってなんだよ。
でも、従うしかなく合鍵を渡した。
北「ん。
あんがと。
言わないから大丈夫だって。」
そう言って私の頭をポンポンしてきた。
…誰のせいだよ。
北「てかー。
今日何するわけ?」
「今日はもう何もする気になれないからいえにいる。」
昨日のこともあるし、外に出かける気分になんてならなかった。
家で何も考えずに一人になりたい。
そう思ったから。
北「そっか。
まあ俺帰るかなー。
ごはん、美味かった。
ありがとうな?」
そう言うと立ち上がって、少ない荷物を持って玄関へと向かっていった。
北「…結城。」
玄関で名前を呼ばれたから、私も玄関へと向かった。
「…なに。」
北「言っとくけど、
俺は超一途だよ。」
そう一言いって、扉を開けて帰っていった。
…意味わかんない!
付き合ってもない女無理やり抱いて、超一途だ?
とこがだよ!!
悲しみが怒りへと変わっていった。
合鍵を渡したから、そういう体の関係になっていくのかなって思ったらよけい腹が立った。
「…もう、早く彼氏つくって、この関係やめてやるし。
そして、あいつより早く出世してやる。
同じ職場にいたら、ずっとこのままだし。」
そんなことを思っていたら、涙が出てきて、私はもう1回ベッドへと入った。
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時