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桜の木に近づいていったら、下向いてずっと携帯構ってる人がいる。
…北山くんだ。
思ってた感じの服装。
Tシャツに、デニム、スニーカー。
…やばい、普通にかっこいいよ。
北「…あ!
本当に来た(笑)」
「何それ!
だって、連絡先も知らないし、来なかったら怒るじゃん絶対。」
北「そりゃ怒るだろうね。
とりあえず、連絡入れといてよ。
スマホ。
出して。」
「…えー。
いいじゃん別に知らなくても。」
北「はぁー?
なんかあった時連絡出来ないと困るじゃん。
…ほら、かせよ。」
しぶしぶ携帯を開いてLINEの画面を開いた。
北「…ん。
おっけー。
…よし、行くか!」
あー、北山くんの連絡先が私の携帯に入ってしまったよ。
…なんかあったら、会社の女の子達に広めよう。
そう思った。
北「おい、行くよ?
時間ねーんだから。」
「え?
うん、ごめん。」
北「よし。
とりあえず、着いてきて?」
今からどこに行くのか、何をするのかわからないまま私は北山くんのあとをついていった。
…どこに行くんだろ。
ついて行った先には、レンタカーが。
まさか、ドライブ!?
北「本当は実家に車あるんだけどさちょっと遠いから。
何してんの?
早く乗れよ?」
「あ、うん。」
北山くんと一緒にいると、驚くことばかり。
まさかドライブするなんて思ってもみなかった。
北「ドライブっていいよなー。
音楽何がいい?」
「何でもあるの?」
北「何でもはないけど(笑)」
「なんだー。
オススメでいいよ?」
北「…じゃあこれ。」
流された音楽は、…まさかの私の大好きなバンド。
「…え!!
私大好きなの、知ってたの??」
北「え、そうなの?
知らない(笑)」
「すごい!!!
北山くん、仕事以外もデキる男だ(笑)」
北「仕事以外もってひどいね(笑)
…はい罰ゲーム(笑)」
…あ。
勢で北山くんって言っちゃってたみたい。
「…ひろみつくん。」
北「はいよく出来ました(笑)
よし、向かいますよ〜。」
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時