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くすくす笑ってるけど、私の反応そんなに面白い?
「べ、別にないよ。」
北「ふーん。
じゃあ俺が決めとくわ。
一緒の家だけど待ち合わせしよ?」
「え?
待ち合わせ?」
北「うん(笑)
10時に駅ね?
来ないってのはなしで。
わかった?」
「…わかった。」
まるで操られてるみたい。
わかったなんて言うきなかったのに、ベッドの中で言われたら従ってしまう。
そして、数秒したら、北山くんの寝息が聞こえてきた。
「…寝るのはやっ!」
ちょっと抱きつくように寝てるから起き上がれない。
どうしようって考えてたけど私も眠くなってしまっていつの間にか寝てしまった。
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ジリリリリ…
ジリリリリ…
「んー、目覚まし…?」
普段全然使ってない目覚ましの音で起きる。
起きたら8時半だった。
目覚ましを止めたら、メモが置いてある。
「…北山くん、いないんだ。」
昨日一緒に寝てたはずの彼の姿はどこにもない。
メモを読んだら、ぜってー来いよ!だって。
…行くしかないじゃん。
だってさ、私達連絡先も知らないわけで、
だから、行かなかったら北山くんは待つじゃん。
連絡出来ないから、来なかったらすごく怒ると思うの。
…だから、行くしかないんだよね。
メイクをして服も着替えた。
…パンツより、スカートの方がいいかな?
家を出る直前に服をスカートに変えた。
なんか私、意外と楽しみにしてたみたい。
駅に着いたのは、9時50分。
周りを見渡すけど、北山くんらしきに人はいない。
どこで待ってればいいんだろう…。
とりあえず、よく待ち合わせに使われる桜の木の近くに行ってみた。
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作者名:yun | 作成日時:2017年4月11日 0時