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甘えっ子じゅーに ページ14

Aside




あぁ、言ってしまった。別に嫌ではないのだけれど、デートが終わってからの行為が前にやった時にキツすぎた。次の日動けないレベル





ロイ「A、どこ行きたいの?」



こういう時のロイは、必要以上に優しい


そして、この優しさがかなり怖い




貴「ろっロイはないの?行きたいところ」




ロイ「俺かぁ〜……………」


ロイはしばらく考え込むと、手を打った




ロイ「近くにある、お化け屋敷が怖いと有名な遊園地」




遊園地………か。まぁ、それならいいだろう





貴「いいよ、行こっか」




私はお化け屋敷嫌いじゃないし









そこからバスで10分くらいの所にあった



入場料を払い、お姉さんとにこにこ話すロイの首をつかみ中へ入る





貴「………何に乗る?」



ロイ「あれ?嫉妬してる?」




不機嫌な私とは対照的に、ロイはニヤニヤしながら聞いてくる




貴「嫉妬させんな!バカッ!!」




ロイ「ごめんごめん。で、何に乗りたい?」



貴「あれ、一番おっきいジェットコースター」





ロイ「俺、撮っといてあげようか?」




貴「一緒に乗りたいの!」




ロイ「〜っ!………喜んで!」




ロイは珍しく照れながらこたえた









貴「………次、だね」





乗る前はワクワクするものの、いざ目の前にすると、躊躇ってしまう



貴「ぅ〜。行くよっロイ!」



ロイ「はいはーい」





安全ベルトと呼ばれるソレをしめ、ドキドキしながら係員さんを待つ




係「それでは、出発しまーす!」




テンション高ぇな







うぇぇ、グラングランしてるぅ



ロイがきになり、隣をみると




ちゅっ





唇が重なった




貴「な、ななななんでこっちみんのよ!」



ロイ「ひどー、せっかくAちゃん大丈夫かな?って思って見てあげたのにー」




返す言葉がなく、詰まる





それからの記憶はほぼ無い









ロイ「あー楽しかった!次何行きたいっすかぁー?」




貴「お化け屋敷」


確か、ロイの苦手な所だった気がする
絶対に嫌って言うと思った。が、返ってきたのは、





ロイ「いいよ」




yesだった






ロイ「その代わり、リタイヤは無しね」





お化け屋敷でロイがそんな条件を出してくるなんて有り得ない




貴「ロイ、熱ある?」



ロイ「失礼っすよ。早く行こう、A」




私は、どこか変なロイに引きずられ、お化け屋敷の奥へと進んでいった

甘えっ子じゅーさん→←甘えっ子じゅーいち



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設定タグ:ロイ君 , 紀伊ロイ , 恋花月   
作品ジャンル:恋愛
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恋花月(プロフ) - 1000hit越えありがとうございます!読んでくださっている皆様に感謝感謝です!! (2016年12月13日 22時) (レス) id: 8c52c13e60 (このIDを非表示/違反報告)
恋花月(プロフ) - シュークリームポットさん» 初コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2016年11月17日 22時) (レス) id: 8c52c13e60 (このIDを非表示/違反報告)
シュークリームポット - とても面白いです!!これからも頑張ってください! (2016年11月15日 20時) (レス) id: 44aa7daa19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SMILE☆Fool | 作成日時:2016年11月10日 1時

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