いつだってそばにいて (ページ31)

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「うっさくて寝れへんのやけど。」

「ん、ごめんごめん、ほら紫耀リビング行こう？」

「無理やろ、これ笑」

突進した勢いのまま廉にぎゅっとくっついてる紫耀を見て廉がそう言う。

「こら紫耀。帰るよ。」

「もうええよ、一緒部屋おるわ。」

「は？ダメだよ、移る、」

「移らんって俺3重でマスクするし、」
「いやでも」

「下で騒がれんのホンマしんどいん笑」

「んー、じゃもう分かった、なんかあったらすぐ呼んで」

結局俺が根負けして廉の部屋に紫耀置いてきちゃった。

もう、移ったらそんときはそんときだ、そうだそうだってなんとか自分を納得させて笑

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廉

さっ、このおっきな赤ちゃん、どうするんが正解？

遊びたいん？俺しんどいんやけど？

とりあえず無言でまたベッドに寝転がってみると、当たり前のように隣に潜り込む。

...ですよね。

なんやこいつ、やたら俺とだけ距離感近いんほんまなんなん？笑笑

なんなら俺が1番冷たいはずやのに、

16年間、この人と家族やってるけど、正直全然分からへんし掴めへん笑

したら、なんか、指で俺のほっぺた、ツンツンってしてくる、、、あのなあ？

一応その目は少し不安げやから、心配してくれてるんかなってのは分かるんやけど、でも、でもやで？

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