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「ねえ…北斗ってひっつき虫なの？」
「好きな人には近寄りたいものでしょ？なんか間違ってる？」
間違ってはないけど、お前この前まで間接キスで顔真っ赤にしてたじゃないか…どんな情緒してんだよ…
「講義も一緒。学食も一緒。帰りまで一緒！もー！樹くんに会えてないんですけど！」
「…ごめん」
「い、いいけどさ！友達だもんね…」
しょぼん、と素直に謝られれば許すしかないじゃないか！なんだよ！その顔！
「今日のお昼なにたべる？」
「…日替わり定食にする」
「俺も。じゃあいこっか」
当たり前のように学食に誘われる。ここのところ毎日で、慎太郎はおろか樹くんにも会えてない。つ、つらすぎる…
「んー。ほくと、久しぶりに慎太郎たちとご飯しない？」
「…俺と2人はいやなの？」
「い、やじゃないよ。」
パァって嬉しそうな顔するのやめてくれ…無駄に顔いいんだからさ。本当にあの日から北斗は私のそばを離れようとしない。私に「邪魔」「とろい」だの言ってた北斗を懐かしく感じてしまう
学食について当たり前のように隣に座る北斗。え？カップルかよ。向かいにすわれよ…
「ちょっ。席隣なの？向かいあわせでいいじゃん…」
「ごめん…ダメだった？」
「だ、だめじゃないけど…」
しょんぼり攻撃は私にこうかばつぐんだ…樹くん…久しぶりにお会いしたいです…なんて思ってたら誰かが私の向かいに腰をかけた
「Aちゃーん。久しぶり？顔疲れてない？」
「じゅ、じゅりくん！！！！今の笑顔で元気100倍になった…！」
「あ、ほんとー？ほら、きょももいるよー」
京本もよっ、と手を挙げて北斗の向かいに腰をかけた。え？気まずくないの？メンタルすごいな
「京本はまじでどうでもいい。北斗と仲良くしてて」
「うわ。せっかくAに会いに来てやったのに。樹。違う席いこ」
「あー！ごめんごめん。京本にも会えてうれしー。今日も素敵な金髪だねえ」
「Aちゃん独り占めしてんなよ、ほーくと」
田中くんはニヤニヤして北斗をみる。北斗は「…独り占めなんてしてない」と悔しそうに呟いた
「俺もAちゃんと話したいんだからさー」
「樹くん！！！！！りょうおもいですね、これ！」
「ははは！」
樹くん！曖昧な笑いは肯定ととりますからね！
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！更新停滞しないように頑張ります！ (2021年7月11日 14時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキやばいです、、！にやにやしながら最新話よみました、、！更新たのしみのまってます！ (2021年7月6日 0時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - 真田丸さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…。恐れ多いです…！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
真田丸 - 今まで読んだ占いツクールの小説の中で一番好きです！最高です！なんでこんなに面白いお話を書けるんですか…？ (2021年5月30日 1時) (レス) id: 36025043ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年5月16日 15時
