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「そのタイミングでそれはずるいよ、Aちゃん…」
あー、と頭をわしゃわしゃしてる。そんなに嫌だったのかな、つらい…
「…申し訳ありません」
謝るところじゃないの！と更に嬉しそうに笑うたなかくん。
「それにほらー！敬語つかってるよ？」
「うえー！どんなご褒美…じゃなくて罰ゲームですか？」
「ごほーび…ちがうよ。きっつい罰ゲームだからね」
田中くんはんー、と考えている。何でもします！たなかくん…
「たなかくん？」
「それだわ。Aちゃん」
「え！なになに？」
「俺の名前しってる？」
田中くんだよ。たなかくん。と答えると残念！と返されてしまった。え？田中くんじゃん…
「俺田中樹、っていうの。いい名前でしょー？」
「し、しってるよ？」
お母さんがジュリーさんが好きだから樹ってつけたんだよね…素敵なお母様…
「だーかーら！俺も名前で呼んでよ。Aちゃん」
「よ、よべないです」
「さっきは呼んでくれたのにー？それにまた敬語…」
「つ、つい…た、たなかくん？」
できないならもっときついのにしようか？ってからかうように髪をすくわれれば逆らえるわけがない！
「じゅりくん…」
「うん。なあに？Aちゃん」
「意地悪だよ。それ」
「バレた？俺って意地が悪いのよ。嫌いになった？」
私の答えなんてわかりきってるくせ。ほんっとに…かっこよくてずるい。
「…もっと好きになったよ。じゅりくん」
あ、たなかくんの貴重なあほ面だ。口をぽかーんとあけてる…かわいい…
「Aちゃん、ほんっとにさー」
「た、じゃなくて。じゅりくん、どーしたの！」
酔いました？たなかくん！お水たのもうか？と焦ったように声をかければ田中くんは恥ずかしそうに顔を隠す
「今俺すげーダサいからみちゃだめ。」
「大丈夫？ねえ、じゅりくん！」
「あ、いま名前でよぶのもやめて」
手のひら返しすごくない？結局田中くん呼びに落ち着くのかな
「Aちゃん、しってる？男ってギャップに弱いんだよ」
「あ、翔太もいってた！それ本当なの？」
「うん。マジのマジ。」
田中くんは恥ずかしそうに教えてくれた。爆モテ田中くんもギャップに弱いのか…
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！更新停滞しないように頑張ります！ (2021年7月11日 14時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキやばいです、、！にやにやしながら最新話よみました、、！更新たのしみのまってます！ (2021年7月6日 0時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - 真田丸さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…。恐れ多いです…！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
真田丸 - 今まで読んだ占いツクールの小説の中で一番好きです！最高です！なんでこんなに面白いお話を書けるんですか…？ (2021年5月30日 1時) (レス) id: 36025043ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年5月16日 15時
