田中くんの彼女になる方法

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「慎太郎うるさい！やめて！これ以上私のイメージ崩さないで！」




「俺じゃなくてお前が自白してんの！」






田中くんは面白そうに笑ってる。笑顔がよすぎ！慎太郎は無視だ。田中くんの情報を収集しなければ…






「た、たなかくんはお酒強いんだね」





「顔にでないだけ！Aちゃんもこの前結構飲んでたけど、かわらないよね」




「いやなんか、こう…気を引きしめてるから酔わないんだよね！本当はそんなに強くは…」




「なにそれ！修行でもしてんの？」








言うなれば恋の修行を…とは流石にいえない。






「してるといっても過言では…」




「してるんだ？！やっべー！Aちゃんほんと、面白いよね！」






今日もAちゃん来るって聞いたから来たのよ、おれ！と言われればもう天にも昇る気持ちになる。ジョッキのお酒を一気に流し込む









「すみません！ハイボールください！」







「Aちゃん…大丈夫？ペースめちゃくちゃ早いね」







目黒くんが心配そうに声をかけてくる、が飲まないと田中くんと会話はできない！






「大丈夫…目黒くん、私田中くんと向き合ってお酒飲めて嬉しい…ありがとう…目黒くん…」




「俺はなんにもしてないよー。慎太郎にいいな、それは」




「いや、目黒くんそれはできないよ…」






何杯目か分からないお酒を貰い、田中くんをみつめる。いや、たなかくんまじでかっこいいな









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楽しく酒を飲んでると、Aちゃんと目が合う




「ん？どしたの、Aちゃん」





「目黒くん、田中くんはどうしてあんなにかっこいいの？」




「いや、なになに。Aちゃん目が怖い！慎太郎！Aちゃん酔ってるの？」




「あー、酔ってるね。そのモードのAはめちゃくちゃうざいよ。隣のヤツは避難するレベル」




「え、だから小宮さん移動してんの？」





「お、さすが、小宮。避難レベルたけーな！」





慎太郎は至極面白そうに笑い小宮さんと樹くんと話してる





「もう目黒は諦めて。Aの話聞く係だわ。これ」



いや別にいいんだ。目を輝かせて話すAちゃんは可愛いし



「あー。Aちゃん。なに？俺が聞くよ」



「目黒くんっていいやつだね。あのね、田中くんの首筋がかっこいい話してもいい？」




「うん。いいよ。」





慎太郎たちは嫌がってたけど割と面白い。飲み会が終わる頃には俺も樹くんの信者になるかも









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