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貴女サイド
兵士「リュウボシ王子、マンボシ王子おやめください!!」
リュウボシ「母上様!!俺達はーこれからも妹をー守っていくラドシー♪ポロポロ」
フカボシ「母上様!!署名はまた集めます!!我ら3人は父上のような大戦士となり…!!しらほしを命懸けで守ります!!だからどうかご安心を!!ニカッポロポロ」
この子達はとても強い子だわ。こんな状況になっても母の言いつけを守り、妹を守ろうとしているのだから。
オトヒメ「もう一息よ…本物のタイヨウの元まで。」
貴「あぁ…オトヒメ!!嫌よ!!死なないで!!」
オトヒメの体から力が抜けていく。
私はあんなに近くにいたのに…助けられる距離にいたのに…オトヒメを助けられなかった…
兵士「オトヒメ王妃を殺したのは人間だーーーー!!」
っ!?…嘘…でしょ…
右大臣「何だ!?この仕打ちは!?」
島人「私達の愛する人の命を奪い去った!!」
左大臣「この世には神も仏もないのか…!?無情すぎる…無情すぎる…!!」
貴「右大臣…オトヒメを支えるの変わって…」
右大臣にオトヒメを預け私は島の人達の前に出る。
ガバッ
島人達「!?」
貴「本当に申し訳ありません!!皆様の気持ちを踏みにじるようなことを人間がしてしまい、助けられる距離にいたのにオトヒメを助けられなくて…本当に申し訳ありません!!ポロッ」
島の人達の冷たい視線を受けながら、私は土下座をし続けた。
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作者名:あずき丸 | 作成日時:2019年5月5日 10時