第52話 ページ31
貴女サイド
島の森に入り進んで行くと、開けた場所に出た。そこには着物を着た大柄な男が立っていた。
ﾃﾞｭｰｽ「っ!?ありゃ海峡のジンベエだ!!」
ｴｰｽ「おいでけぇの、俺は白ひげって男に会いてぇんだよ。」
ｼﾞﾝﾍﾞｴ「こんな人斬りナイフみたいな小僧を親父さんには会わせられん。わしは白ひげ海賊団じゃありゃせんが、義理あってお前さんの相手をする。」
ジンベエ…
今はお面をつけているのでジンベエは私に気がついていない。←ジンベエとは魚人島にいた時期に知り合いになってます。Byあずき
ｴｰｽ「お前ら手ぇ出すなよ。」
貴「えぇ、分かったわ。」
ｶﾞﾝｯﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝｯ
エースとジンベエは戦い始めた。
ﾃﾞｭｰｽ「おい、いいのか!!相手は海峡のジンベエだぞ!!」
貴「…エースは手を出すなと言ったわ。船長命令よ。最後まで見届けましょう。」
ﾃﾞｭｰｽ「っ!!…あぁ見届けよう」
エースとジンベエの戦いは5日も続いた。
ｽｶﾙ「5日もぶっ通しで戦ってる…このままじゃ死んじまうよ!!2人共!!!!」
そろそろやめさせないと2人の命が危ない…
すると、エースとジンベエが同時に倒れた。もう2人共戦えるほどの体力は残ってなかった。
貴「エース!!」
私がエースに駆け寄ろうとした時、霧の出ていた海に影が見えた。
!?まさか…
エースは倒れながらもその影を見た。
影はどんどん大きくなり、その正体が見えた。
ﾃﾞｭｰｽ「…嘘だろ…」
ｽｶﾙ「なんでこんな時に…!!」
見えた影の正体は白ひげ海賊団の船『モビーディック号』だった。
白「グララララ!!俺の首を取りてぇってのはどいつだ？望み通り俺が相手をしてやる。」
ｽﾞｼﾝｯ!!
迫る白ひげにみな圧倒されながらも武器を構える。
白「俺ぁ1人で構わねぇ」
白ひげが私たちの前に来てそう言った。
まずい!!と思った時には私たちは後ろに吹き飛ばされていた。
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作者名：あずき丸 | 作成日時：2019年5月5日 10時
