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「ドア6つ、机3つ…インカム2台」
「どう考えても壊しすぎ、やな」
『(しょんぼり)』
修繕見積もり表を手にトントンは頭を抱えた。
本人に悪気はない。だから強く叱れない。
だけど日に日に修繕が必要なものは増えていく。
「このままやとアカン…マジであかん…」
「インカム立て続けはまずいなぁ。連絡も出来へん」
『(しょぼ…)』
「あー大丈夫、怒ってへんから。しわしわピカ〇ュウみたいな顔せんでええぞ」
ロボロに頭を撫でられるAは俯きながら小さく頷いた。
「でもここまでなるとどうするん？ヤバない？」
「んー…しゃーない、あの人に預けてみるか」
トントンは通信機を手にとある人へと連絡を取り始める。
「あの人？誰や」
「目には目を歯には歯を、力のコントロールを習うなら同類が1番やろ」
通信が繋がり数日間Aを預かれないかお願いをし始めるトントン。相手は快く承諾してくれたので、夕方頃に迎えに行くと言って通信を切るのだった。
「さ、お泊まりの準備するでー」
『おとまり？』
「せやで。いくぞー」
小さな背中を押しながらトントンは部屋へ向かい荷物整理の手伝いを始めた。
「ゾムも行くから安心してな」
『うん』
「数日間元気でな」
『…うん』
寂しそうに俯くAを撫で、トントンは苦笑した。
※※
「よーっす来ましたよー」
「ありがとうございますらっだぁさん」
夕方。迎えに来たのはらっだぁと緑君、そして金豚きょーの3人だった。
「いきなりですみません。よろしくお願いします」
「あいよ。任せて下さい」
『あーなーたーのかみのけありますか〜』
「上機嫌ﾀﾞﾈ」
「とりあえず俺見ながらそれ歌うのやめてくれない？」
禿げてねぇから、とらっだぁは上機嫌で歌うAの頬を両側から押す。それを気にせず緑君と金豚きょーは目を離さないよう約束をして会釈した。
「よし、んじゃ行こうか」
『ん！』
「ｿﾞﾑｻﾝﾊ後ﾃﾞ来ﾙｯﾃ」
『はーい』
緑君と手を繋いだAは振り向き、見送りに来たトントンとロボロ、エーミールに手を振った(他のメンバーは仕事)。
『いってきまーす』
「行ってらっしゃい」
「迷惑かけへんようにするんやで！」
「ケガだけはしないように！」
保護者な3人に見送られ、Aはゆっくり歩き出した。
『はげはげそんなのやーだーひにましうーすくなっていくー』
「ねぇそれ誰が仕込んだの」
『ぞむ！』
「アイツぜってぇシバく」
.
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へまとふぃりぃあ - 設定を見るたびに思うのです。とんかつ…食べるの？ぬいぐるみの豚にその名前つけたの？銀の匙かな？ 以上です。とても面白く、そのうち腹筋が割れるのではと心配です (2020年10月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - ハゲハゲそんなのいーやーでお茶ふいた (2020年10月2日 12時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近お返事返せずすみません。リアルがかなり多忙でして、言い訳とわかってはおりますがコメントは全部ありがたく読ませていただいております。皆さんありがとうございます。次章までまたお付き合い下さると有難いです。 (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 我々箱推しさん» 書き方が悪かったですね！完結は次章予定です！続編はその後に執筆します！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
我々箱推し - 完結&続編おめでとうございます！続編も、黒瀬さんのこと応援します！ (2020年9月18日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
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