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『らんらん』
「うん？」
『あのね、おねがいがあるの』
次の日、らんらんにお願いしてわたしはお城から少し離れたもりのさきにあるお花畑につれてってもらいました。
まんちゃんはがいこう？があるから、トンちゃんとらんらんと一緒！
『げどーまる！ひさしぶりー』
久しぶりに会った白い毛並みのうまをなでる。相変わらずきれいだねぇ。
「外道丸も嬉しそうだよ」
『ほんと？』
らんらんの言葉にげどーまるを見上げれば長いお顔ですりすりされた。くすぐったくて笑えばトンちゃんが無言でカメラをこっちにむけていた。
「…(ｶｼｬｼｬｼｬｼｬ)」
「トントンそれ後で焼き増しして」
「任せろや」
『らんらんーげどーまるににんじんあげていいー？』
少しの休憩のあと、わたしとらんらんはお花畑へと向かった。
『おはないっぱい』
「凄いでしょ？自然に群集してるものなんだよ」
色とりどりの花にめうつりしてしまう。どの色にしようかな…うーん、よし決めた！
『これとこれとーあとこれ！』
ぷちぷちと緑、白、赤を主体にした花を詰んでいく。腕いっぱいに詰んだそれを１箇所にあつめ、わたしはうでまくりをして早速作業に取り掛かった。
「…何ができるん？」
「見てからのお楽しみたよトントン」
『〜♪』
もくもくと作業するわたしを、2人は見守ってくれていた。
※※
『トンちゃんよくねてるねぇ』
「Aの寝かしつけのお陰だね」
レジャーシートをしいた上でトンちゃんはすやすや寝ていた。
〜〜〜
「目の下のクマ酷くない？」
「グルさんが仕事せぇへんからや」
「今のうちだけでも寝ときなよ。A、GO」
『トンちゃんねんね』
「いや護衛の仕事中やから寝る訳にもいかへn『せなかとんとん』すやぁ…」
〜〜〜
「いやまぁ俺もまさか5秒で落ちるとは思わなかったけどね」
『できたーっ』
小さく笑ったらんらんのとなりでわたしは出来上がったものをかかげた。
しろと、あかと、みどりのお花のかんむり。えーみーるに教えてもらったんだ。
『らんらん、かがんで？』
「ん？こう？」
頭を少し下げてくれたらんらんの頭に白いお花で作ったかんむりを乗せる。
『あのね、きょうつれてきてくれたおれい』
「へぇ…上手に出来たね。ありがとう」
『！うんっ』
らんらんはマスクをずらしながらやさしくほほえんでくれた。
その後起きたトンちゃんにも被せてあげて、3人でなかよく夕日のさす道をもどっていきました。
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へまとふぃりぃあ - 設定を見るたびに思うのです。とんかつ…食べるの？ぬいぐるみの豚にその名前つけたの？銀の匙かな？ 以上です。とても面白く、そのうち腹筋が割れるのではと心配です (2020年10月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - ハゲハゲそんなのいーやーでお茶ふいた (2020年10月2日 12時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近お返事返せずすみません。リアルがかなり多忙でして、言い訳とわかってはおりますがコメントは全部ありがたく読ませていただいております。皆さんありがとうございます。次章までまたお付き合い下さると有難いです。 (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 我々箱推しさん» 書き方が悪かったですね！完結は次章予定です！続編はその後に執筆します！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
我々箱推し - 完結&続編おめでとうございます！続編も、黒瀬さんのこと応援します！ (2020年9月18日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
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