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zm side

『ぴざほしい』
「ハイ、ドウz「残ねーんそれは俺のだ!」ラダオ君大人気ナイナァ」

酒が入ってテンションの高いらっだぁさんが皿から最後の一切れを取って高らかに笑った。子供相手に何しとんねんこの人。

『! らだおだめーっ!』
「ふふーん早い者勝ちだからnぐふぉっ?!」

お酒が入ってるからか(Aも入ってるんやけどな)ガードの甘いらっだぁさんの腹部に鋭い頭突きがぶち込まれる。蹲ったその隙にAはピザを奪い取り、それをぱくりと咥えた。

『ぷろけっかー!』
「らっだぁさんwww乙ですwww」
「うぐぉ…」

「Aちゃん、これも食うか?」
『うん!』

食事会(飲み会とも言う)はとても賑やかで、なんやかんやで深夜まで続いた。

※※

「…あ、寝ちゃってる」
「あ、ホンマや」

合流したコンタミさんと会話する中、ふときょーさんは俺の膝枕でスヤスヤ寝るAに気が付いた。

「あー…お酒がやっと回りきったらしくて」
「そっか。…こうして寝てると普通の女の子やねぇ」

顔を覗き込んでそっと頭を撫でるきょーさん。数日間一緒におったんやもんな、仲良くなれてるみたいで安心したわ。

「ゾムさん今後はどうする予定です?」
「何も無いうちに我々国に戻ろうか考えとるんすよね」
「ですね。早くグルッペンさん達に会いたいでしょうし」
『ん゛ー…』

手の甲で頬を優しく撫でていれば小さく唸った後手に頬を擦り寄せるA。そんな彼女に2人は顔を見合わせて笑った。

「まぁ、何かあれば手を貸しますから遠慮なく言ってくださいね」
「心強いっすわ」

また今度ゲームでもしましょと2人が約束したところで深夜1時を回ったので、食事会はお開きとなった。

※※

「俺はレウさん、緑君はらっだぁね」
「ワカッタ」
「ほらA、帰るで」
『ん゛…だっこ…』

目を擦りながら手を伸ばすAを見て、最後に抱っこしていきます?ときょーさんに提案してみる。

『…や…、ぞむ…』
「らしいですよ?」
「…しゃーねーなぁー」

やっぱり俺やないと嫌らしい。
嬉しいのを隠しながら抱っこすれば首に腕を回されそのまま身を預けてきた。

「やっぱゾムさんが好きなんやな」
『…ん、すき…』

にへ、と腕の中で微笑むA。
ほんまコイツ…小悪魔や…

「あれ?ゾムさん顔真っ赤ですよ?」
「…なんでもないですよぉ嫌だなぁ」

きょーさんにいじられつつ風の気持ち良い夜道を歩き出した。

.

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へまとふぃりぃあ - 設定を見るたびに思うのです。とんかつ…食べるの?ぬいぐるみの豚にその名前つけたの?銀の匙かな?  以上です。とても面白く、そのうち腹筋が割れるのではと心配です (2020年10月9日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - ハゲハゲそんなのいーやーでお茶ふいた (2020年10月2日 12時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近お返事返せずすみません。リアルがかなり多忙でして、言い訳とわかってはおりますがコメントは全部ありがたく読ませていただいております。皆さんありがとうございます。次章までまたお付き合い下さると有難いです。 (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 我々箱推しさん» 書き方が悪かったですね!完結は次章予定です!続編はその後に執筆します! (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
我々箱推し - 完結&続編おめでとうございます!続編も、黒瀬さんのこと応援します! (2020年9月18日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月29日 9時

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