ストーリー 7 ○ ページ8
月子「あ、あの……困ります!
私、部活に入る予定ですし……」
颯斗「勝手に決められては困ります。
それに、先ほどメンバーはお1人だと伺いましたが、
その方は役員ではないのですか?」
一樹「この学園の支配者は俺だ。
俺が決めたことは絶対に、覆らない。
お前達を俺は待っていた。
それにAは、手伝いとしてサポートしてもらっている。
だから正式なメンバーじゃない」
あ「……」
月子「……待っていた?」
一樹「俺は星詠み科だ。少し先が見える。
お前達は星月学園に必要なんだ。
この学園を仕切っていくうえで必要な能力を持っている。
それに、生徒会に入ればいろいろと有利なことがある。
……この意味、分かるよな?」
颯斗「……有利なこと、ですか……」
不知火会長の言葉に、
青空君は何かを考えてるみたい。
未来が見えるからってそれにしても……強引すぎる。
でも、この調子だと私達に
選択肢は用意されてないみたい。
助けを求めるように先輩と思われる女子生徒を見ると
困ったような表情で微笑み返してくれたが
彼女でもどうしようもないようだ。
一樹「安心しろ。俺は自由主義者だ。
生徒会の仕事をしっかりしてくれれば、
部活をしようか何をしようが、俺は口出ししない」
颯斗「……分かりました。
そういうことでしたら、お引き受けします」
月子「……えっ!?青空君!?」
颯斗「言っていることは無茶苦茶ですが、
少し興味が湧いてきました。
ですので、僕は引き受けようかと思います。
夜久さんはあなたの意思で決めてください」
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作者名:ちゃむPOP | 作成日時:2016年7月1日 17時