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『…何してる？』
授業がある為、教室に入ると部屋の中心で男子生徒達が机を囲んで何かをやっていた。
「腕相撲！」
『無理して怪我するなよ。』
「腕相撲如きで怪我なんてしないって！」
『いや、実際にいたぞ。』
腕相撲をしていた同級が急に教室出てったかと思ったら次の日包帯巻いて登校してきた、というエピソードを話してやった。
「馬鹿なんじゃね、ソイツ。」
「お前も言える口じゃないと思うけど…。」
そんな時一人の生徒がある提案をしだした。
「先生！腕相撲しようぜ！」
その声に賛同するかのように皆も誘い出した。
『いや、先生はいいよ。』
「…逃げるの？」
その言葉にカチンときたA。
まだ挑発に乗りやすい性格はなおりきってないようだ。
『負けても知らないからな〜。』
Yシャツの袖を捲り、気合を入れる素振りをいれる。
「こんなヒョロっとした先生に負けるはず無い！」
『そんなこと言えるのは今だけだぞ〜。』
調子に乗る生徒に笑顔で返す。
「レディー…」
合図の言葉にぐっと右手に力を入れた。
「ゴー！」
合図と共に対戦相手の生徒は力み出す。
その必死な顔を見ながらAは涼しい顔で眺めていた。
「なっんで…ｯそんな余裕、なんだよｯ…！」
「これが全力かー？』
「くっそ…」
限界そうであるのと、時間も迫ってきたのでAは徐々に腕を内側に倒していく。
「ぐぬぬっ」
最後の足掻きも虚しく、Aの勝利で終了。
「くっそー！負けたー！」
「先生力強くない？ヒョロっとしてるのに」
『一言余計だ。空手の経験者だって言ったろ。』
そこでチャイムが鳴り、生徒は次々と席に戻っていく。
『気を取り直して授業始めるぞー。教科書の15頁を開けー…』
＿＿＿＿＿
＿＿
授業が終わり、次の授業の支度の為教室を出ようとする。
「あ、あの先生！」
『どうした、毛利さん。』
彼女に呼び止められた。隣には鈴木さんもいた。
「先生は空手の経験者なんですよね。」
『？そうだが…。』
「因みに段位って…」
『まあ、黒帯であるのは間違いないな。』
「あ、あの、、空手部の顧問になって下さい!!!」
突然の毛利さんの申し出にAは驚いた。
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明日から2週間実習始まるので更新は難しいです。
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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております！頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (
レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン！神作だ！これからも頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：liquor | 作成日時：2022年7月19日 22時
