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『黙っていて本当に申し訳ありませんでした。』














頭を深く下げて校長と教頭に謝罪する。














「とは言っても、この学校に元暴走族の教師がいるのはねぇ〜…」

「教頭先生、生徒の懇願によって許したはずですよ。まさか、前言撤回ですか?」

「うっ…しかし…」

「校長である私が許したのです。鳳先生にはこれからもいてくれないと困るのは生徒達です。」
















教頭先生は良い顔をしなかったが、校長先生がそれを制した。
Aの働きぶりは他の教師と比べても断然上だ。
しかも、この件で生徒達を守ったのはAである事も生徒達の説明でわかっている。



















「顔を上げなさい、生徒から聞いた通り処分はもう終わりました。今日からまたお願いしますね。」

『…ッありがとうございます…!!!』





















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職員室に戻ると、大体全ての教師が出勤していた。


















『皆さんにお話があります。』
















皆に聞こえるように声を張り上げる。
1つ間を開けて、自分に注目したのを確認して、Aは頭を下げた。



















『今まで、皆さんに元暴走族であった事を隠していてすみませんでした!処分も軽くよく思っていない方もいるかもしれません。でも、教師とは俺のかけがえのないものであり、俺にとって天職だと自負しております。…なので、これから生徒達をより良い道に導く事でお許しいただけたらと思います。』

























静まり返る職員室。
外から聞こえる風の音しか一時は聞こえなかった。

そんな中、一番先に声を出したのは同学年を担当している教師だった。















「顔を上げてください、鳳先生。あの時、貴方に任せきりにしてしまった自分達にも非があります。教師にとって生徒達は守るべき存在。…生徒達を一番に守っでくれたのは鳳先生じゃないですか。」

「そうね…、鳳先生が理想の教師像ね。私も見習わなきゃいけないわ。」








『…皆さん、』


















次々にAを認めてくれる人が現れ、感無量になった。
どうやら、最初からAの事をよく思っていない人がいないようだった。










『…すみません、ッありがとうございます…!』












帝丹高校はいい生徒だし、いい教師もいる。
Aは此処に赴任してきて良かったと感じた。



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mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております!頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン!神作だ!これからも頑張ってください! (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:liquor | 作成日時:2022年7月19日 22時

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