【DC】2年B組担任の秘密事【東リベ】

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ｶﾞﾗﾗ

「「「「「A先生〜〜!!!」」」」」
















『!!!?…ビックリしたぁ。』












病室に駆け込んで来たのはB組の生徒達。
皆の格好と時間的に学校終わってから来たのだろう。

一瞬で病室が人で埋め尽くされた。
下手したら病院側から追い出されそうな勢いだ。

















「代表で蘭ちゃん達が行ったけどやっぱり私達も御見舞に行きたくて行きたくて…！」

「先生、会いたかったぁ〜(泣)」


















ベッドに縋るように泣きつく女子生徒を宥める。
そんなに泣かれると怒られるのはこっちなんだけど…。




















「あー、女の子泣かしてる。」

「「美人を泣かしてる！」」

『…三ツ谷とルナマナちゃん。その言い方止めてくれよ。』

「じゃあ、アレか？教師が生徒泣かしてる？」

『それはもっとやベェから止めろ!!!』




















その場面に居合わせた三ツ谷兄妹。
荷物からして見舞いに来てくれたのだろう。
本当に東卍創設メンバー(こいつら)見舞いに来過ぎだと思う。

まあ、そのお陰で俺は寂しくないけどな。そこにはちゃんと感謝してる。


















「え、待って！この人ってデザイナーの三ツ谷隆…!!?」

『だと思った。』

「何か騒がしくなったから今日は帰った方がいいか？」

『静かに出来たら別にいても大丈夫さ。』

「「「「「静かにします!!!」」」」」























『…いざって言うときにさ、どう伝えようか迷うんだよな。』

「まあ、確かにな。」

「Aお兄ちゃんが元東卍だってこと？」

『そう。…って、ルナマナちゃん俺は兄じゃないからそう呼ばなくても』

「Aお兄ちゃんはAお兄ちゃんなの！」


























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なんとか退院して、いざ帝丹高校へ。
しっかりスーツを着てネクタイも締めたのを確認して職員室へ入った。





















『…おはようございます。』

「おはようございます、鳳先生。ご無事に退院出来て幸いです。」




















思っていたより普通に接してくれる先生方に心臓がぐっと来た。
本来なら、嫌悪してもおかしくない筈だ。

















「お話は校長先生と教頭先生にお話してから聞きますね。」

『…はい。』















でも、少し心に刺さる言葉なのは変わりはなかった。


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