-16- ページ17
.
『おっ、パーの結婚式の招待状届いてるじゃん。』
郵便受けを覗くと、綺麗な封筒が投函されていた。
それは、パーからの結婚式の招待状だった。
まさか、パーも早く結婚するとは…。
『まあ、パーの親って不動産やってたからなぁ。金は持ってるもんな。』
相手は幼馴染だとか。
結婚相手が幼馴染なんて漫画かよ。
『コッチの幼馴染は男だけだワ。』
苦笑いを溢し日付を確認する。
丁度1ヶ月後か…。スーツ、新調しようかな。
東卍のメンバーにも届いている筈だから、三ツ谷に相談してみよう。
『もしもし、三ツ谷ー？パーからの招待状届いた？』
【届いてる。どうせ、スーツを新調してとか言ってくるだろ。】
『お、大正解。』
【流石に金取るぞ。】
『それは勿論。』
じゃ、と通話を切る。
改めて、結婚かー。俺達ももう28だもんな。
とか言って俺達幼馴染組は誰も結婚してないけど。
現実を感じさせるひとりごとにため息を溢した。
.
『よっすー。』
「あ！Aくん！いらっしゃい！」
『久しぶりー。アングリー。』
夜ご飯にスマイリーとアングリーが経営している双悪ラーメンに来ていた。
久々の顔合わせや、例の招待状の事もあり夜ご飯を食べる序でにやってきた。
「懐かしい顔だな！」
『スマイリーもあんま変わんないな。勿論、アングリーもな。』
「Aくんは、見た目も中身も変わったね。」
「ま、センコーやってるって言うし変わらねぇと無理あるしな。笑」
そうなんだよなぁ。
中には素性を暴こうとしている生徒も居るし。休学中だけど。
『あ、アングリー1つ頼むわ。』
「直ぐに準備するよ！」
ｶﾞﾗﾗ
「いらっしゃい！」
「3人ですけど、入れます？」
やってきたのは家族連れ。
先に入ってきたのは父親。
父親の顔を見て何処か見た事あると思いながら出されたお冷を飲む。
「ねえ、あれって今有名な毛利小五郎じゃない…？」
アングリーがこっそりと、聞いてきた。
確かによく見ると父親は毛利小五郎だった。
…ん？毛利？
「あ！A先生！」
父親の後ろから毛利さんが顔を出した。
.
続
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております！頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (
レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン！神作だ！これからも頑張ってください！ (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：liquor | 作成日時：2022年7月19日 22時
