【DC】2年B組担任の秘密事【東リベ】

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工藤くんが休学(復帰未定)すると連絡があった。
あまり学生が社会に首を突っ込むなと忠告もしておいた











学生が社会に首を突っ込むと何かと面倒事が起こる。

例えば、犯人に恨みを買われ襲撃に遭うとか…。









…いや、これは俺か。

それでも、いつかは面倒事に巻き込まれそう。いや、彼の性格上巻き込まれている可能性も少なからずあるかもしれない。















『…何処で何をしているのかも知らないんだ。頭の良い彼だ。何処まで関わっていいか境界線も理解している筈』















そう決めつけてAは近場のスーパーに来ていた。
自炊をする為、買い物は欠かさない。
しかも、毎週水曜日はセールが行われる為尚更である。
















「あれ、A先生！」

『毛利さんも買い物？』

「はい。夕飯の買い出しに。」

















振り返れば、食材を詰めた買い物カゴを片手に持った毛利さんがいた。
隣には、小学生だろうか男の子を連れていた。



















『毛利さんって弟、いたっけ？』

「ああ！この子は新一の遠い親戚の子で…」

「江戸川コナン、、です！」



















工藤くんの遠い親戚の子ども…？
その割には工藤くんそっくりの顔つきだ。
















『…遠い親戚の子どもでも似過ぎじゃないか？本人だったりしたりして…』

「(ｷﾞｸｯ」

『そんなわけないか。小さくなる薬なんて存在しないしな。』

















Aはコナンの背に合わせ屈み、頭を撫でる。
撫でられている当人は少しギクシャクしていたがAは無視した。















『初めまして。俺は毛利さんの担任の鳳Aと言います。君の親戚である工藤新一くんの担任でもあります。』

「A先生もお買い物？」

『そうだよ。ひとり暮らししてるからね。』

「ひとり暮らしなんだ〜！」
















すると、コナンから衝撃的な言葉が出た。




















「ぼく、A先生のお家に行きたーい！」

「コ、コナンくん…！」

『ごめんなー。今日は難しいな。赴任した時に此方に越してきたんだけど、忙しくてまだ片付けられていないんだ。』



















片付けはしている。
ただ、Aの家は一つ問題があった。



















(東卍の物があるから無闇に人を入れるのは抵抗が…)














やっぱり東卍の物は片しておくかと決め込んだAだった。



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