［２］教えて先生！(次男＋双子) ページ39
翔side
「教えて翔にぃ！」
「いや、先生！」
夜、夕食後のひと時の穏やかな時間。
そこに楽しく笑い話をしながら
雅紀とコーヒーを飲んでいた俺へ
聞こえた2つの声。
くるんっと声の方へ顔を向けてみれば
お願いポーズの双子を見つける。
手にプリントとノートを持ったままで。
「課題？」
「うん。これ数学なんだけど、
最後の問題で引っかかってるの」
「俺も。和と頑張ったんだけど
数式から出た数字がどうしても答えじゃなくて」
そう言って渡された黄色と紫のノート。
俺が考えるときや答えの候補がいくつかあるとき
好きなだけ書けるようにって買って渡したノートだ。
両方のノートを見てみると
確かに何パターンかの数式が並んでる。
「ん。分かった。教えるけど、あー……
ここじゃあれだし俺の部屋でするか」
「あ、いいよ翔にぃ。
俺、智にぃのとこ行くから」
せっかくの穏やかな時間を過ごしてる
2人に遠慮して部屋へ移ろうとすると
目の前の雅紀が引き止める。
そう言ったら雅紀はコーヒーを持って
応接間にいる智にぃへ。
「智にぃ、いい？」
「うん、隣おいで。」
リビングから繋がる応接間のソファーで
くつろぐ智にぃが雅紀を手招きする。
そしたら「ありがとう」と前に座ってた雅紀が
コーヒーを手に持って智にぃの元へ向かった。
「わかんないところ1個だけなんだし
俺ら邪魔しないから、気にせずやんな」
「終わったら買ってきたアイス食べよー！」
「ありがとうふたりとも」
ここは、智にぃと雅紀の優しさに
甘えさせてもらうことにしようか。
そう決めれば俺と同じようにお礼を告げた
双子を目の前の椅子へ座らせた。
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あい(プロフ) - お返事ありがとうございます。私は潤くんが好きなので潤くんのお話も楽しみにしながら読ませてもらいます( ＾∀＾)これからも楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 14時) (
レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
あやりゅ。(プロフ) - あいさん» あいさん、コメントありがとうございますm(*_ _)mご感想、本当に嬉しくこれからの執筆の励みにもなります！どうかこれからもあたたかい心で彼らのはなしをご覧いただけると幸いです(^^♪ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 4f4f43ef84 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちわ、楽しく読ませてもらってます(^^)これからも更新楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年5月25日 0時
