［１−３］ ページ4
翔side
ご機嫌な智にぃに挨拶してから一旦部屋に戻って
今日教える勉強の範囲とか、事務的な資料を
ファイリングして引き出しへしまう。
それから部屋を出て左の1番奥にある智にぃの部屋
ではなく、俺の部屋から斜め右の部屋の前へ。
コンコンコンって3回ノックして少し待って。
それでも反応がないからもう1回。
あ、ちなみにノックのこれは智にぃが決めたんだ。
ノック2回であとで来るよーってことで
ノック3回は返事してねーってこと。
ちなみに返事がないともう一度3回ノック。
これは返事がなかったら入るよーって意味。
んで、多分さっき智にぃが2回ノックしてるから
俺の3回ノックが二度終わってしまえば強行突破。
返事は……なし。
昨日疲れて帰ってきてたから
今日は寝坊助な日だ。笑
「ふっ」と笑いながら仕方ないとドアに手をかける。
ドアを開けて中を覗いてみれば案の定
まだ布団の中で眠っているようで。
まぁこれも想定内だとベッドの側に座り、眠っている
弟へ肩をトントンしながら声を掛けた。
「雅紀ー？
起きてくださ〜い、朝ですよ〜」
「っ……ん……んんー……んーぅ……翔にぃ？」
「あ、起きた？ おはよう」
「おはよう……んー
……ん……すー……」
「いやこら、寝ようとしてんじゃないよっ」
「ぁたっ……」
寝ぼけてまた寝る体制に入った雅紀を見て
笑いながらトントンしていた肩を叩いてやれば
眉を寄せて目を開ける。
そしたら少し拗ねた顔して寝ぼけ眼を擦る雅紀。
「翔にぃってば……朝から乱暴……」
「はいはい。嫌だったら早く起きて。
布団剥いじゃうよ？」
「んー……」
「ほーらっ」
「あっ、本当にめくんないでよぉ〜」
「起きないのが悪いのー
ほら、下で智にぃ待ってるよ？」
「はぁーい」
もう一度だけ肩を軽く叩いて立ち上がれば
「んー！」と体を伸ばして目を覚ます雅紀。
覚醒すれば早い雅紀はすぐに起き上がり
「翔にぃありがとう！」って
笑顔で元気に言っちゃってくれる。
それにまた笑って
「智にいの朝食手伝ってきてやって？」って言えば
雅紀は素直に頷いて着替え始めた。
もう大丈夫だと判断した俺は一応
「寝んなよ？」ってからかって雅紀の部屋を出る。
「寝ないよっ！」って全力で否定されたけど。笑
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あい(プロフ) - お返事ありがとうございます。私は潤くんが好きなので潤くんのお話も楽しみにしながら読ませてもらいます( ＾∀＾)これからも楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 14時) (
レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
あやりゅ。(プロフ) - あいさん» あいさん、コメントありがとうございますm(*_ _)mご感想、本当に嬉しくこれからの執筆の励みにもなります！どうかこれからもあたたかい心で彼らのはなしをご覧いただけると幸いです(^^♪ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 4f4f43ef84 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちわ、楽しく読ませてもらってます(^^)これからも更新楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年5月25日 0時
