［１−２６］ ページ27
潤side
「ねぇ、智にぃ」
「んー？」
「なんであんなに
雅紀にぃテンション上がってたの？」
日常茶飯事のあいさつ。
いつもと変わらない。全く。何ひとつ。
それなのになんでご機嫌なのか。
だから智にぃなら分かるかなーって
聞いてみれば、ふにゃって顔したままで。
「多分、早く会いたかったんじゃない？」
「え？ 会いたいって俺らに？」
「うん」
「なにそれ、変なの〜
俺ら一緒に住んでるのに。ねぇ、潤」
「そうだよな」
キッチンカウンターに肘をついて聞いてた
和も理解出来てない顔をしてる。
多分俺も不思議そうな顔してるだろう。
けど智にぃは「んふふ」って笑う。
「雅紀はね、家で俺達に会えることが
幸せなんだと思うよ。当たり前のことだけど」
何かを思うように話した智にぃの顔は
どこかに思い馳せている。
その顔は何を思い出して言ってるのか
俺と和にはわかんないけど。
「ま、いっか。俺もこの家族好きだし」
「ん。俺もそう思う。雅紀にぃみたいに
毎回テンションは上がらないけど」
「ふふっ。そうだね」
妙に穏やかな空間をそっと閉じるように
和が微笑んで、釣られるように3人で笑う。
「よし。じゃあこれも盛りつけよっか。」
「はーい。智にぃこれお皿ね」
メインの料理が出来上がりを見せたとき
和が用意してたお皿を智にぃへ渡す。
俺は冷蔵庫からお茶を取り出してリビングへ。
さ、そろそろご飯の時間。
お腹も減ったし、食卓で話すことも沢山ある。
今日もきっと、美味しい晩ごはんを食べながら
家族の話で楽しい花が咲くだろう。
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あい(プロフ) - お返事ありがとうございます。私は潤くんが好きなので潤くんのお話も楽しみにしながら読ませてもらいます( ＾∀＾)これからも楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 14時) (
レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
あやりゅ。(プロフ) - あいさん» あいさん、コメントありがとうございますm(*_ _)mご感想、本当に嬉しくこれからの執筆の励みにもなります！どうかこれからもあたたかい心で彼らのはなしをご覧いただけると幸いです(^^♪ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 4f4f43ef84 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちわ、楽しく読ませてもらってます(^^)これからも更新楽しみにしてます☆ (2019年6月7日 12時) (レス) id: 2eccc29f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりゅ。 | 作成日時：2019年5月25日 0時
