･ ページ13
�眞�side
次の現場に向かう北斗を楽屋から見送って
軽く健人の電カルに目を通す。
医務室も空いていたしそのまま予約をとった。
「健人、歩ける？医務室行こ」
健人「……ん、歩ける」
前までの健人なら医務室なんて口にしたら
イヤイヤ言ってたのに、この待ち時間で
覚悟決めてくれたみたい。
まぁ年下の北斗もいたからね。
SixTONESのマネージャーは北斗についたから
健人のマネージャーさんに事務所まで
送ってもらえることになった。
マネ「出発しまーす」
2「お願いします」
ここから事務所なんてものの5分で着いちゃうから
あっという間。
逃げられないように事務所に入って真っ先に
医務室に向かって歩みを進める。
んだけど、だんだん健人の足が重くなってる。
怖いよなぁ。診られるとなると俺だってやだもん。
健人「北斗にもらった水飲み干しちゃったから
そこの自販機で買っていい？」
「うん、いいよ」
事務所内には結構色々あって
ここからは遠いけど食堂もあるんだよ。
途中寄り道しながらも予約開始時間には結構余裕で
間に合った。
入口前でとうとう足を止めた健人を部屋に押し込み
使用中の札をドアのフックにかける。
「健人、椅子座る？ベッド寝る？」
健人「こっち」
椅子に座った健人はもう既に顔をしかめていて
あれ、この前も見たな、なんて思い返す。
北斗もこんな感じで顔強ばらせてたっけ。
「頭クラクラしたんだってね、
ちょっと目の下触らせてね。」
健人「ん、」
とうとう口をきゅっと結んで喋らなくなったけど
これは健人なりに耐えてる証拠。
「うわぁ、これは貧血だよ真っ白じゃん。
他にしんどいとこない？」
健人「うん」
「じゃあ採血だけしよ、頑張れる？」
健人「……ん」
頑張ってくれるみたいだから急いでキットを用意する。
この待ち時間が怖いんだよね。
先に用意してから説得でも良かったかもなぁ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し69850号(プロフ) - 少年忍者は書けますか？ (8月25日 0時) (
レス) @page25 id: 8b4224fc9d (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - ごっちさん» ありがとうございます！時間ある時に書きます！！ (2022年5月12日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
ごっち - リクエストよろしいですか？７men侍(こんぴ)が予防接種で、泣いちゃう小説が見たいです (2022年5月10日 18時) (レス) id: d23da499a7 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - 順位ついた！やったー！ (2022年4月6日 0時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - Twitter寂しいのでフォローください！フォロバします！この感想欄みたいに勝手に呟いてると思います！気軽にリプでもDMでも話しかけてください！寂しいです！！ (2022年4月5日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏雨 | 作成日時：2022年1月31日 23時
