ページ ページ29
【一人称】
余
妾(独り言でのみ確認できる)
【二人称】
うぬ
【サンプルボイス】
「さあ、顔をあげよ。余が身も心も楽園へと導いてくれようぞ……♡」
「ああ、好きなように達するが良い。ふふふふふ……そんなに良かったのか？そうかそうか、それは良かった……」
「じゅるる……気に入った。うぬは余の物にしてくれよう。幸福に思うのだな。無論生きて帰すつもりはないが……文字通りの、脳が蕩けるような快楽をくれてやろうではないか。くくく、さあ、共に昇ろう。天に届くような絶頂と、そして快楽をたんと楽しむが良い……♡」
「余に隷属せよ。交わりで得られる何倍もの快楽を知りたくはないか？」
「大抵の宗教家は余のような存在を悪魔と呼ぶが……余は悪魔なぞではないわ。ただ欲しい物を欲しておるだけではないか」
「外の世界を望む者がいた。この塔に留まれば永遠が手に入るというのに、愚かな事にそやつはただ一匹の人間のために塔を出た。まこと、愚かな事よ……悪魔が人の子と暮らせる道理があるまいに」
「自由を求めた者もいたな。だが、きゃやつは決して自由になれぬ。そう創られたのだろうか……永遠から逃れようとするその様も、ただ同じよう繰り返される」
「余はここをずっと見てきた。多くのものが消えては生まれて、現れては死んだ。余はもうこの流れに抗おうとは思えぬ。余は、ただ長らく生きただけの矮小な蝿である故に。くくく、かかかかか。実に愉快であると思わぬか？」
「妾は……館長殿は……不変……しかしそれは……」
「不変の有り様……妾の見る者……」
「館長殿の加護を持たぬ司書の末路は……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エリー(プロフ) - ミクミキさん» 此方こそありがとうございます。 (2021年7月13日 20時) (
レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - エリーさん» かしこまりました！関係を組んでくださりありがとうございます！ (2021年7月13日 20時) (レス) id: 86a9e09b47 (このIDを非表示/違反報告)
エリー(プロフ) - ミクミキさん» はい、小娘呼びめっちゃ好きなんすよ (2021年7月13日 20時) (レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - エリーさん» かしこまりました！こちらからは【小娘】または【聖天正】でよろしいですか？ (2021年7月13日 20時) (レス) id: 86a9e09b47 (このIDを非表示/違反報告)
エリー(プロフ) - あ、聖がドS先輩と呼ぶって事です、紛らわしくてすみません (2021年7月13日 20時) (レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
