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【能力】
・魔法
人ならざる者の使う、人の理を外れた力。脳喰い虫は魔法の扱いに非常に長けており、頭上に宇宙を召喚し星を降らせたり、星の力を込めた光をビームのように発射させたりもできる。

・蠢き
後述する季節の影響によって、姿形、そして危険度を変質させる。
春の状態になると、二対の羽を生やす。この形態でのみ空を飛ぶ事が可能となる。また、この形態は最も危険度が高い状態であり、繁殖のために読書家を積極的に捕食しようと試みる。
夏の状態になると、腕が二対に増える。羽は抜け落ち、食欲および繁殖欲は低下。
秋の状態は夏の状態と外見的特徴に差異はない。
冬の状態になると、腕は一対に戻る。また、活動が非常に緩やかなものになる。この状態は最も危険度が低い形態である。読書家を発見しても攻撃せず、会話すら可能となってしまう。

・脳への渇望
脳喰い虫が脳喰い虫と言われる由縁。口内の触手を対象の耳や食道などから侵入させ、そのまま突き破り脳へ到達。特殊な酸で脳を溶かし、啜りとる。奇妙な事に、この酸で脳を溶かされると、対象はこの世のあらゆる快楽を同時に味わったかのような、凄まじい快楽を得る事ができるらしい。


【書庫の外観】
この書庫は少々特質的な特徴を持つ。時間経過で、季節が変容するのである。おおまかな内装は、岩肌に神秘的な植物が生えている洞穴、といった具合。植物はふわふわと穏やかな、しかしどこか妖しい光を放っている。
春の状態になると、植物は胞子を噴出する。この胞子にはわずかながらであるが身体を麻痺させる効果がある。吸い込みすぎると身体が動かなくなり、そのまま倒れてしまう。死にはしないが、こうなってしまえば死んだも同然である。
夏の状態になると、植物はよくおいしげるようになる。隠れ場所が増える。温度は上昇し、湿度は下がる。
秋の状態になると、気温は安定化。植物は胞子を噴出する。この胞子は春の状態よりも更に効力が低いが、吸い込みすぎるとやはり危険。
冬になると、温度は低下し湿度は上昇する。植物はすべて枯れる。

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エリー(プロフ) - ミクミキさん» 此方こそありがとうございます。 (2021年7月13日 20時) (レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - エリーさん» かしこまりました!関係を組んでくださりありがとうございます! (2021年7月13日 20時) (レス) id: 86a9e09b47 (このIDを非表示/違反報告)
エリー(プロフ) - ミクミキさん» はい、小娘呼びめっちゃ好きなんすよ (2021年7月13日 20時) (レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミクミキ(プロフ) - エリーさん» かしこまりました!こちらからは【小娘】または【聖天正】でよろしいですか? (2021年7月13日 20時) (レス) id: 86a9e09b47 (このIDを非表示/違反報告)
エリー(プロフ) - あ、聖がドS先輩と呼ぶって事です、紛らわしくてすみません (2021年7月13日 20時) (レス) id: a835cbb4a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミクミキ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2021年6月18日 7時

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