136話 ページ40
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A｢久美ちゃん...！？久美ちゃーん！？｣
近くの病室から虱潰しに久美を探すAだが、その呼びかけに応える声は聞こえない。
A｢...まずい、もしどこかで発作が起きたりしたら...｣
最悪の結果を招きかねない。
そんな言葉をぐっと飲み込み、Aは必死に駆け回りながら内線電話を小野寺へ繋ぎ、事態の収拾へ急ぐ。
A｢安藤です！！病室に久美ちゃんの姿が見当たらず辺りを探しているんですが見つかりません！｣
小野寺『何！？トイレとかにもいなかったのか！？』
内線の向こうでガタリと椅子から立ち上がった音が聞こえた。
A｢はい...！今外来の方に来てるんですが見当たりません...｣
小野寺『わかった。こっちでご両親に連絡をつけておくから安藤先生は見つけ次第連絡してくれ！』
A｢わかりました！！｣
...久美ちゃん...一体どこに...！？
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あれから10分近く病棟を走っているが久美を見つけ出すことが出来ない。
A｢...はぁ...ハ、ア.....うッ...！？｣
Aは胸を締め付けられるような感覚に陥り、思わず壁にもたれかかるように足を止めてしまう。
...ッ...こんな時に...
少し息を整えてから視線を先へ移すと、点滴スタンドを不器用にカラカラと動かす久美の姿があった。
A｢...！！...久美ちゃん！？...ッ、待って！！｣
エレベーターのボタンを押す久美の肩を掴み、｢やっと見つけた...｣と弱く吐き出した。
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奏奏奏(プロフ) - きぇぇぇぇ！！さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます！ (2019年7月30日 18時) (
レス) id: 681665cbc9 (このIDを非表示/違反報告)
奏奏奏(プロフ) - レナさん» ありがとうございます！励みになります´`* (2019年7月30日 18時) (レス) id: 681665cbc9 (このIDを非表示/違反報告)
きぇぇぇぇ！！ - ラジエーションハウスは大好きな作品(？)なので頑張ってください！(？) (2019年7月30日 17時) (レス) id: 5d428d39a9 (このIDを非表示/違反報告)
レナ - 待ってました。これからも頑張ってください。 (2019年7月16日 22時) (レス) id: 869c734d75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏奏奏 | 作成日時：2019年7月16日 19時
