遠い昔の記憶 ページ31
*
実「伊黒……Aを落ち着かせるから、わりぃが、お前の店によく来てるって言ってたピンクの髪の子、男に絡まれてるから助けてやってくれねぇか?」
伊「……あの子か。分かった」
そう言い、蜜璃ちゃんの元へと行った。
伊黒さんお願い!!
実弥にしばらく抱きしめられていると
落ちついてきた。
「実弥…ごめん……実弥以外の男に触られ…「言わなくていい!!」……ごめ…ん」
「……俺の方こそ嫌な思いさせたな?悪かったァ」
そう言いながら、頭をくしゃっとしてきた。
「……短時間に色々ありすぎたね?」
「あァ…ちょっとクソすぎたな?
それより……あっちは伊黒が行ってくれたが……
大丈夫か?」
席に戻ろうとした時
ドン!!!
蜜璃ちゃんの方から何かを叩く音が聞こえた。
「あーあ、やっちまったかァ?あいつ、昔からキレるとやべえからなァ……」
あ……伊黒さんが、蜜璃ちゃんを庇ってる。
んん?
それにしても……
ものすごい圧が掛かってるなぁ。
二人相手にすごっ!
伊黒さんって……怒らせると意外と怖いのね?
何にしても、蜜璃ちゃんが変な事に巻き込まれなくて良かった……
ホッと胸を撫で下ろす。
「二人のとこ行く?」
「とりあえず行くかぁ」
蜜璃ちゃんが顔を真っ赤にして頭を下げてる。
お礼をしてるんだな。
可愛い……恋する乙女の顔だ…
ん?伊黒さんも…まんざらでもなさそう…?
これは……?
伊『君とは……初めて逢った気がしないんだ』
うわぁぁぁ!!何々?伊黒さん…それってさ?
蜜璃ちゃんのこと……
蜜『わ、私もです!!』
蜜璃ちゃん!!頑張るんだ!!
伊『君と何か……大切な約束をしてる気がするんだ。』
蜜『約束……ですか?』
見つめあってるぅ…
何かがはじまりそう…
やばい…鼻血出ちゃう…
これ以上は…聞いてはいけない気がする…
「ね……実弥?なんだか……あの二人……」
「あァ…そっとしとくか。あの様子なら大丈夫だろォ……にしても、伊黒があんな事言うなんてな?よほど……運命的な何かがあるんだろ?スゲーなぁ。」
「前世の記憶…とか?」
実弥を見つめ言ってみると
「あァ…そーかもなぁ。俺とお前も…」
実弥は、腕を回し私を抱き寄せた。
・
「不死川!!君たちは、いつも仲がいいな!
取引先の奴が連れてきた数人、迷惑かけたようで、すまない!!ハハハ!」
「煉獄ー!!るせーよ!」
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えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます! (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ!?いやだ、打ち切りはいやだあ!10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお!!私このお話大好きなのっ!!!10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ!! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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