ピンチ ページ27
*
部屋の入口から蜜璃ちゃんを見ると
男が囲むようにして張り付いてる。
話を合わせているのか、
何か話をしているが、
やっぱり困っている感じだ……。
ごめんね?
伊黒さんと接点を持って欲しかったから
飲み会セッティングしたのに
嫌な思いさせてるじゃん
こんな事なら、私達だけで会えば良かった。
もう……私のバカバカバカ!!
煉獄さん、詩乃さん……気づいてほしいけど、
会社関係の人につかまってるのか……
4人で話し込んでる。
実弥は?
あれ?いない?
伊黒さんも席を外してる?
困った……
私が行くしかないか。
とにかく、あの場から離れることが
出来れば。
あとは……私と一緒にいれば大丈夫。
ぶつぶつ言いながら考えていると
男「そんなに責任感じなくても大丈夫だよ」
夢「いや……でも…」
男「君も……自分が楽しめば良いんじゃない?
友達だって、いい大人だろ?」
そう言いながら、だんだん距離を縮めてきた。
んん?何々?
なんだか……嫌な予感がする
男の手が、私の背中をさわさわと触ってきた
うげ!気持ち悪っ!!
全身に鳥肌が立つとはこういうこと?
ってか、これって、私がもしかしてピンチ?
夢「あの!ちょっと近くないですか?
私達、初対面ですよね?」
やんわり拒否ると
男「友達がどーとか言ってるけど、本当は、
旦那が…冴えないから来たんじゃねぇの?
満足出来ないからだろ?
淋しいなら相手してやるよ」
夢「は?私がいつそんな事……席に戻りますから」
男「逃がすかよ……嫌だって言っておきながら本当は、触れられて嬉しいだろ?ご無沙汰って顔してるぜ?」
は?こいつ頭イカれてんの?
逃げようとしてもガッチリ掴まれ
どんどん人気のない場所の
壁に追いやられいく。
身動きが取れない!!
しまった……
私……油断した
夢「やだぁ!!実弥!!!」
助けて!!!
519人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます! (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ!?いやだ、打ち切りはいやだあ!10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお!!私このお話大好きなのっ!!!10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ!! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ