そらるの弟は睡眠と食事をよく忘れる。【歌い手/男主】

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Aside


怖いです。
はい。僕は兄が1番怖いです。

読者さんのお察しの通り､僕は心配性の兄にお叱りを受けています。ナウ。
もう1度言います。兄が怖いです。

だって顔の距離が約10cmって近いよ！
そんなに近づかなくても兄の格好良い顔は見えてるよ！

確かに視力は落ちているけど！
人の顔は判別出来るだけの視力はまだあるから！


彼方｢ちゃんと聞いてる？
俺､めっちゃ怒ってるんだけど。ヽ(｀Д´#)ﾉ ﾑｷｰ!!｣


兄の怒った顔が目の前いっぱいに映っている。
リビングのカーペットの上で正座し､兄と対面した状態で僕は座っている。

正直言うと兄の話を全く聞いてませんでした。
そんな事より＿＿＿＿


A『本当にごめんなさい。
あの………それより兄さん？顔が近いんだけど。』


そう。未だに兄の顔の距離は約10cm。
兄に劣っている(A君は美人系の)顔を､ジッと見つめられると恥ずかしくて今すぐに離れたい！

そうだ！離れたらいいのか！？
あまりにも兄に近づかれ過ぎて､僕の身体は頭で考える前に立ち上がった。

するとタイミング良く“グゥ〜”と兄のお腹が鳴る。
僕を怒ってお腹が減ったのだろうか。
↑(滅多に怒る事無いそらるさんを怒らせられるのはA君だけです。)


A『お腹減ったから何か作るよ。お腹減ってるみたいだから兄さんの分も用意するから。』


立ち上がったまま僕は､リビングからキッチンに向かって調理を始めた。

調理をしながら兄さんの様子をチラッと見た。
はぁ〜。と深い溜め息をついた後､スマホを出して何かを打っているのが見えた。

いつもの兄の行動をしていたので､再び手を動かして調理をする。


僕が調理している間､時刻は午後20時になった。
自動投稿モードにしておいたパソコンが､オリジナル2曲を○ouTu○eへ同時投稿した。

彗に頼んでおいたT○itterへの投稿もされた。

＿＿＿＿＿＿


・追記

一ノ瀬A＿＿＿＿心の中で話している時は無表情で無口になります。
心の中で話す時はとても饒舌。
1人でボケやツッコミをしたりと感情は豊か。

口を開いて話す時は敬語を使うクール(っぽい感じを目指して書いています。)に見える。表情も豊か。

幼馴染みの天月と話す時は敬語が抜ける。

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