13. ページ15
・
Aside
清掃員?「何で逃げてるんだ?刺さないぞ?
ただ気持ちいい事をするだけだ。
そうだ!2度と人前に出れないようにしてやればええのか。抵抗するなよ?」
何言ってんだこの人!?
言っている事が無茶苦茶だ。
清掃員の男の人はナイフを振り上げてながら、僕の元へ走って来るが僕の両脚は恐怖で動けない。
でも僕は意識を集中し、清掃員の男の人が小型ナイフを持つ右手首を掴み空手の1本背負いをきめた。
ドカッ!
勢い良く背中を打ち付けられた清掃員の男の人が「ううっ………」と言いながら苦しそうに身体を動かす。
あっ!
言い忘れてたけど僕も兄さんと同じで、長年していた空手と柔道の黒帯持ちなんだよ。
清掃員の男からナイフを取り上げ、素早く110番に電話をかけた。
5分もしない内に2人の警察官が到着し、清掃員の男が連れて行かれて安堵した。
やっと居なくなったと思って鍵を閉めようと、玄関の扉に手を伸ばした時_____
警察官に渡した小型ナイフを奪って、再び玄関のドアを開けた清掃員の男にグサッと腹部を刺して抜かれた。
清掃員の男は笑いながら、追って来た警察官に捕まり連れて行かれた。
もう1人の警察官が刺された僕の所へやって来た。血が流れて力が抜けた僕の身体は____黒い玄関マットが置かれた玄関先で倒れた。
警察官が何か言っているが、どんどん意識が遠退いて行く僕の耳には届かず_____意識が途絶えた。
______
そらるside
どうもそらるでーす。
ツアー最終日で無事終了して、楽屋にまふと一緒に帰って来た。
スマホのL○NEを見ると____既録が付いていたからやっとL○NEに気付いたのか。
今日はAの手作り夕食だな。
安心して俺はスマホの画面を消した。
すると見覚えの無い番号から着信が入った。
俺は警戒しながら「はい。」とだけ応答した。
電話の相手は○○病院の看護師からだった。
病院?
誰か病気だったか?
そんな事を考えてながら話を聞いた。
「一ノ瀬A様が強盗犯に腹部を刺されまして………」と話していた。
え!?
Aが刺された!?
彼方「今すぐ行きます!」
俺は電話を切ると____素早く衣装から私服に着替え、荷物を持つと急いで楽屋を出た。
649人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幽鬼(プロフ) - ロアさん» ロアさんのコメントに返答しなかった私が悪いのですから謝らないで下さい。 (2019年10月13日 16時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 幽鬼さん» こちらこそキツい口調になってしまい申し訳ありません。人に対する配慮を忘れておりましたそういうことなんですね。不快な思いにさせてしまい大変申し訳ありませんでした。コメントは一応消しておきます (2019年10月13日 13時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - ロアさん» コメントを下さっていたのに返答せずすみませんでした。マスクの名前が“一郎”なんです。 (2019年10月13日 2時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - あまちゅ…今日あまちゅ似のイケメンを見かけたので作品にあまちゅの名前あって一人でにやけました(笑) (2019年10月5日 20時) (レス) id: b24d1277ec (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - まさきさん» 本当に絵を描く事が上手い方や塗る事が上手い方には劣りますよ。温かいお言葉ありがとうございます。 (2019年9月15日 13時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:十騎 幽鬼 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月16日 13時