そらるの弟は睡眠と食事をよく忘れる。【歌い手/男主】

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まふまふside


A君が部屋から出て来なくなって1時間。

今､僕とそらるさんはA君が作ったPCゲーム:クラフトマイン(某Mi○ecr○ftを作った設定で)を互いのパソコンでプレイしている。


会話はA君の事について雑談中。


真冬｢そらるさん。A君が部屋から出て来なくなりましたけど大丈夫ですか？｣


彼方｢あぁ………Aってパソコンに使うと当分は出て来なくなるからね。

酷かったら1ヶ月は寝る事も食べる事も忘れて没頭しているかな。｣


真冬｢えっ！？1ヶ月も寝てなかったり食べてなかったりするんですか！？｣


彼方｢そうそう。
食事の代わりにさっきも飲んでた日本酒の酔鯨を摂取して､寝てないから目の下に濃い隈も出来て酷い顔になる事もあるよ。

話し掛けても適当な返事か無言だから､何言っても無駄で寝かすのが大変なんだよ。｣


真冬｢あ〜､だから○○スーパーの前で人酔いして気持ち悪くなっていたわけですね。寝てないから。｣


彼方｢いや。一応3日間ぐらい寝ていたよ。
時間の感覚を忘れてるから､今年の5月の暑さにあの格好で出てたから人酔いをしたんでしょ。

でもまふに拾って来てもらって助かった。｣


真冬｢だってそらるさん。
“真っ黒の拾い物”って書いていたから､ゲームのアイテムかゴミを拾って来いって言ってるのかと思いましたよ！｣


彼方｢真っ黒だっただろう。
因みにAにはまふの事を“白い知り合い”って送っておいた。｣


真冬｢何ですか！“白い知り合い”って！？
送るなら“白い堕天使”とかにして下さいよ。
最初って印象が大事なのに………。｣


彼方｢そんな厨ニ病な単語を言ったって､Aには全く伝わらないからな。基本アニメもゲームもしないし､本も読んでいる所すら見た事無い。

曲を聞いている所も見た事無いし､仕事就いてもメールと宅配で送るから殆ど部屋に篭っているから。｣


真冬｢えっ！？
A君って何が好きですか？｣


彼方｢う〜ん。酔鯨を飲む事と息抜きにイラストを描く事じゃないかな？。｣


真冬｢じゃあ今度A君に何かアニメのDVDを持ってきます！日本の文化の良さを教えます。｣


彼方｢おぅ。そうしてあげてくれ。
Aにも息抜きは必要だからな。｣


そんな話をしながら僕とそらるさんは＿＿＿＿＿クラフトマインで資材集めや穴掘りをしていた。

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