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最初何を話すのか心配していたけれど、そんな心配なんかしなくてもいいくらいくだらない話ばかりしていた気がする。
出身どこなの?とかお菓子はチョコソンイが好き!とか好きな物は毎日食べたい派!とかで謎に意気投合したり、
ほぼ初めて話したのに、全く話が止まらなくてこんなに気が合う異性っているんだなって、
どれくらい長く話していたのか分からないけれど、宿舎のルームメイトからの電話がかかってきたことで、やっと話が止まった。
ジュンギュ「はぁ、僕も宿舎戻らないと」
A「…なんでか分からないけど、なんか心が楽になった…ありがと」
ジュンギュ「それは…お互い様だね」
そう言って顔をクシャッとして笑う彼に心をぎゅっと掴まれた気がした。
ジュンギュ「連絡先交換しようよ」
その言葉に練習生として一瞬戸惑う。
でも欲望に勝てなくて、頷くと信じられないくらい嬉しそうな顔で笑うから頷いてよかったと心からおもった。
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そこからはもう距離は近づいていくばかりだった。
毎日のように練習が終わればお決まりの練習室で会って喋ったり、お互いの宿舎の近くで会ったり
いつも喧嘩しているのになぜか一緒にいるジフンとも仲良くなった。
今まで異性に感じたことの無い気持ちが芽生えていたのは自分でも分かった。
関係が変わったのは2018年の2月。旧正月の直前。
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カシューナッツ(プロフ) - はりやっこさん» ありがとうございます!ジュンギュとの純愛系を書きたかったのに意外と重ためになってしまいました笑 これからも更新頑張ります! (2023年2月2日 23時) (レス) id: 52bb3a2b13 (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - ずっとジュンギュのお話を読みたかったので凄く嬉しいです!読むたびに、ドキドキしっぱなしです〜!続きも楽しみにしてます(o^^o) (2023年1月31日 22時) (レス) @page48 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カシューナッツ | 作成日時:2022年10月29日 18時