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1年半前はもう目を合わすことがないと思っていた人物がそこにいる。
見つめあっていたのは、ほんの一瞬だったはずなのにものすごく長く感じた。
ヨヌが横でまた会釈して挨拶をしている。
そんな様子が横目に見えて私も、ちらほらといるまわりの人に自然に見えるように、挨拶をする。
相変わらず、斜め前のジュンギュは心ここにあらずという感じでジフンがひじでジュンギュを肘でつつくと思い出したようにヨヌに挨拶をする。
目を合わせないようにななめ下を見つめていると、帰りが遅い私を心配したのかマネージャーが様子を見にきた。
マネ「2人とももう行こうか」
と声をかけられて少し安心する。
A「はい。…行こっかヨヌ。」
やっとこの緊張感から解放されるとその場を去ろうとヨヌの腕を引っ張る。
前に立つ3人を避けて楽屋に向かって歩き出した時
ジュンギュ「…元気にしてた？」
そう話しかけられて思わず目を見てしまうと、目が潤んだジュンギュがこっちを見つめていた。
どんな言葉が欲しかったのか
元気じゃなかった、恋しかったと
ホントのことをいえば良かったのか
A「…元気だったよ。…デビューおめでとう」
引きつった笑顔でそう返すと満足そうに笑ったジュンギュから、
この答えで正解だったんだと悟る。
でも、その優しさに昔を思い出して、忘れかけていた心がまた蘇った。
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カシューナッツ(プロフ) - はりやっこさん» ありがとうございます！ジュンギュとの純愛系を書きたかったのに意外と重ためになってしまいました笑 これからも更新頑張ります！ (2023年2月2日 23時) (
レス) id: 52bb3a2b13 (このIDを非表示/違反報告)
はりやっこ(プロフ) - ずっとジュンギュのお話を読みたかったので凄く嬉しいです！読むたびに、ドキドキしっぱなしです〜！続きも楽しみにしてます(o^^o) (2023年1月31日 22時) (レス) @page48 id: 53d6058391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カシューナッツ | 作成日時：2022年10月29日 18時
