いかつめのイケメン2人に絡まれた話 - チーム神 ページ23
(友達役のオリキャラが1人登場します)
と「あ、すいません。そこのお姉さん」
「……ん？私？？」
と「そうですそうですw」
に「今お時間大丈夫ですか？」
「……はあ」
3月某日。待ち合わせ場所でおなじみ、ハチ公前で友達を待っていたときだった。
くせっ毛の茶髪のイケメンと、銀髪で大柄のイケメンに声をかけられたのは。
と「僕たちYouTuberなんですけど、今とある企画をやってて」
に「特定の場所まで道案内してもらいたいんですよ」
「道案内？どこまでですか？」
に「それが、僕ら住所しか知らされてなくて……」
と「検索とか一切できないんですよ。僕ら2人は」
「あ、じゃあ私が検索するのはアリってことですか？」
に「え、いいんですか？」
「全然いいですよ 笑 どこですか？」
に「この住所なんですけど……」
そうして提示された住所を打ち込む。どんな変な建物が出てくるのかと思えば、表示されたのは何の変哲もない、歩いて10分ほどのドンキだった。
「あ、近っ 笑」
と「案内……してもらえます？」
「いいですよ 笑 行きましょうか！」
に「ありがとうございます！」
と「勝ったねこれはw」
に「あ、顔映しても大丈夫ですか？」
「あ、全然どうぞ 笑」
道案内するだけでこんなに喜ばれる世界か……と思いながら、私は2人の前を歩き始めた。友達には悪いけど『ちょっと遅れる』って連絡入れとこ。
正直この2人、めちゃくちゃタイプなんだよね。
友達にLINEを送った。『少し遅れそう』と。
すると向こうからも『ごめん私も！』と返ってきた。ちょうどいいや。
と「大丈夫でした？この後予定とか……」
「ああ、全然！向こうも遅れるみたいで 笑」
と「ならよかった……いや、よかったも変かw」
このくしゃっと笑う茶髪くんが「ともやん」。カメラを持っているふにゃりと笑う銀髪くんは「にっち」というらしい。私より1つ年下だった。とてもそうは見えないが。
彼らは4人グループで活動していて、今日の企画は2vs2の形式なんだとか。つまり他の2人も今頃同じようなことをどこかでやってるってことだ。
「ていうか、5人も声かけて皆断られたの面白すぎません？笑」
に「や、実際そんなもんだよw」
と「知ってくれてる人ならまだって感じですけどねw」
「ってことは、相手チームより早く着ける可能性大ってこと？」
と「そう！本当感謝してます」
「いえいえ……あ、ここ右ですね」
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RiA(プロフ) - さささ。さん» わあぁありがとうございます〜！そう言っていただけると励みになります！ (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 03fac5b4f8 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます〜！切ないお話も明るいお話もとても素敵です！ これからも楽しみにしてます！ (2019年4月10日 22時) (レス) id: 1d0b48d693 (このIDを非表示/違反報告)
RiA(プロフ) - りさん» こちらこそありがとうございます〜！ワガママなんてとんでもない！こちらこそ推しとか言いながら本数少なくて申し訳ないです… とりあえず次のお話はともやんで書かせていただきますね！ (2019年4月6日 21時) (レス) id: 03fac5b4f8 (このIDを非表示/違反報告)
り - コメント失礼します…すごく好きなお話ばっかりで何度も読み返してしまう…！！ともやん推しなのに推し以外のお話もとっても素敵できゅんきゅんします。ありがとうございます…ともやんとのお話がもっと読みたいなぁだなんてワガママでしょうか…？ (2019年4月6日 0時) (レス) id: 88a87d53f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiA | 作成日時：2019年3月12日 18時
