検索窓
今日:9 hit、昨日:13 hit、合計:852,505 hit

037 ページ37

「剛典!飲もう!」
「仕方ない。今日は許す!」

「…やめてその同情の眼差し」





改めて乾杯し直し、ふと思った。


「剛典、もしかして知ってたの?」

佐々木さんの言葉を遮ったのは剛典だ。

「いや?内容がヘビーだったから、思わず?」

「ふーん?」




腑に落ちないけど、掘り下げた所で所詮関の山。
考えるのは止める事にした。


「あーあ。私の王子様って、居るのかなー?」
「なってあげようか?」
「んー、ゴキブリ退治してくれるなら考える」
「…辞退します」





何気なく広臣の方を見れば相変わらずハーレムで
ため息をついたら目が合った。


誰かに声を掛けられ、視線は直ぐに反らされたけど

反らす直前

ちょっとだけ口角を上げて微笑みかけてくれた広臣が、私に束の間の優越感をくれた。






「A、飲み過ぎてない?」

「美鈴さーん!大丈夫でーす!
 こっちで一緒に飲みましょー?」














…あれ?どこだろう。









見慣れない天井。




覚えのないベッド。









気付いた時。








私の隣には







気持ちよさそうに眠る剛典がいた…








「えっ!!剛典???」


慌てて布団の中を覗き込んだ。







服は…


着てるには着てるけど
知らないブカブカのスウェットで。




「…ん、起きた?」
「たっ、剛典っ、私っ」
「…おやすみ」
「ちょっ、剛典…」



えっ………!!!?






剛典に
……………抱きしめられ、た。





「…起きたら説明するから、寝かせて…」


そう言って目を閉じたけど








その力と




その腕と





目の前の綺麗な喉仏に









否が応でも“男”を感じてしまう………









どうしよう私。









同期に…









剛典に…









ドキドキしてる……………









038→←036



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (364 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1677人がお気に入り
設定タグ:三代目 , 登坂広臣 , 岩田剛典   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

(プロフ) - ユキさん» ありがとうございます^^ライブは、このお話の030での登坂さん風に“ご想像で”です(#^.^#) (2020年1月27日 16時) (レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 空さんのストーリー大好きです三代目perfectyearライブは観に行く予定はありますか?私は京セラ観に行きたいけど倍率凄く高いですね(´;ω;`) (2020年1月27日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユキさん» 楽しんで頂ければ幸いです^^ (2020年1月26日 19時) (レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 三代目メンバーのストーリー大好きです(*ゝω・*) (2020年1月26日 17時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - shireyさん» ありがとうございます(^^♪ (2020年1月26日 13時) (レス) id: 7cc216fb7f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年1月18日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。