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「あー…A、そろそろ………」
「で、何すんのん？」
ロボロの声に耳を傾けて居たら、突然インカムの外から聞こえた声
それに驚いて振り返ると、そこにはゾムが立っていた
気配には注意していたつもりなのだが一切気付けなかった上に声も出せない程驚いたのには目を瞑ってほしい
ゾムはそれに気付いており此方をニヤニヤと見ているが黙殺を決め込む
ワタシは気配を探るのは苦手なんだ
それに、肩から何かを引っ提げて五分…とまでは行かないがまだ十分経過していないのにも関わらず此処に居るのは速すぎるだろう
『随分速かったんだな、』
「ンフフ、そらぁ…Aが面白そうなことやってるって言うんやもん。急がな損やろ」
裏道とか走んの大変やったんやぞ〜？などと口では簡単そうに言っているものの、ゾムなりに本気を出して来たのか暫くは肩で息をしていた
『面白いかどうかは分からないが…』
「あ、そうそう。」
既に破壊されていた水槽達に目を向けていると、ゾムは袋から手榴弾やスナイパーライフルなどの武器をポイポイワタシに投げてくる
『ちょ、ゾム…こんなに入れて走って来たのか』
ワタシに渡されたのはスナイパーライフルの銃身と二種類のマガジンポーチ(中身はハンドガン用とライフル用)、それに手榴弾とスタングレネートが複数ずつ…そしてナイフも一本渡される
「手榴弾とスタングレネートは威力落としたヤツやからよっぽどの事はないように出来てるでー」
次々と渡される武器に辟易しているとロボロが補足説明をしてくれるが、ゾムの武器であるダガーや投げナイフも含めるとかなりの重量だ。ライフルなんて一般的な重さの物といっても３kgは優に越えている
………流石にこの量は多すぎるだろう
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
