チカヅキタイ【dtnb】

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普段からそんなにくっついている訳じゃないのに

あのことがあってから
メンバーから「どうしたの、2人」って心配されるくらいお互い顔を合わせることがない。


最近の涼太は康二にずっとくっついていて

なんか付き合っているみたい。




俺はもやもやした気持ちを抑えながら



今日もまたふっかと目黒とごはん。



「なんか最近食欲ないんだよね」



深「なんか不味いもんでも食った？」


目「あと…最近本当に気になるんすけど、舘さんと何があったんすか？」



「何もないよ、別に」



告白された…なんて死んでも言えない。


お腹がいっぱいな訳じゃないのに食べられない。


自分でも分かるくらいだんだん痩せていく身体。


そんな俺を見かねたふっかが焼肉を誘ってくれた。





そして

深「もうこの際だから言っちゃうわ。」


「なに？」



深「舘さんは翔太翔太症候群ですっ！」



目「ついに言っちゃった…笑」



「……え、パニックパニック。どういうこと？」



目「舘さん、翔太くんがいない所で楽しそうに翔太くんの話ばっかしてて。康二と俺が拗ねちゃうくらい笑」



深「目黒もかい！」渡「お前もかい」



深「ん、まあ…何があったかとか深くは聞くつもりはないけど、多分舘さんが翔太を嫌いになった訳では無いと思うし」



目「多分嫌いになれないでしょ、あれ笑」


深「重症と診断されていますからね？笑」



「重症って…笑」



深「翔太は翔太らしく。いつも通りでいたら良いんじゃない？」





「いつも…通り…か」




深「あと…翔太はちょっと自分の気持ちを抑えがちな所があるから、ちょっと一旦自分の考えを整理して素直に舘さんに伝えてみれば良いんじゃないかな？」



目「お、今日のふっかさんちょっとかっこいい」



深「ちょっとじゃねえだろ！めっちゃだろ！」



目「え……？笑」






「ふははは笑 なんかありがとう。元気でたわ」







お会計は1番年上のふっかでしょって空気になって


「お前も同い年だろ！まあいいや。翔太の調子が戻ったみたいだし！」


そう言ってかっこよく会計する後ろ姿は



いつもよりちょっとかっこよく見えた。

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