チカヅキタイ【dtnb】

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「おはよ…今何時？」



宮「10時。」





「え、じゅ、じゅ 「大丈夫大丈夫。今日は2人ともオフでしょ？」




そうだ、昨日マネに言われたんだった。





宮「はいどーぞ。昨日の夜食べてないからおなかすいてるでしょ？」




昨日の…夜？




「あ、ちょ、昨日はそっ…」



昨日のことを思い出して体が熱くなる。





宮「帰るって言ってたから晩ご飯作らなくて良いかなと思って。まさか寝てるとは思わなかったし。」



…いや、なんでそんなに冷静なんだ。



「と、とりあえず顔洗ってくる…」



宮「あ、昨日のタオルそのままだから新しいの使って」



「わかった。ありがとう」




鏡に映る俺の顔は熱があるのかというくらい真っ赤。




柔軟剤の良いにおいがするタオルでしっかりと水を拭き取るとすぐに涼太の方へ向かった。




「ねえ！昨日のこと覚えてる？」




宮「うん、なんとなく」




「なんでそんなにれいせ… 「冷静なわけないじゃん！！！！」




急な大声にすっと身体が後ろに動く。




宮「昨日の俺は理性を無くしてたんだよ。わかってる。翔太を傷つけたことくらい」




「そ、そんなこ…」





宮「ごめんね翔太。これ食べたら本当に帰って良いから。俺、1人になりたい」

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