チカヅキタイ【dtnb】

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口走ってしまった告白。



…いや、こんなはずじゃなかった。



翔太が「あれは本音が出ちゃって…」なんて可愛い顔で言ってきて、耳元で「俺も好きだよ」って囁いて、顔を赤らめる翔太に思わずキスを落とす…



…そこまでシミュレーションしていたというのに。



なんてことだ！！




なかなか手強い翔太。




あの後もひとつも目を合わせてくれない。



唯一上手くいったことといえば。




渡「……すぅ……」



俺が風呂はいっている間に帰ったかと思っていた翔太が、リビングで寝ていたこと。




…これはチャンス到来？






大抵ホテルが一緒だった時は俺の生活音で起きる翔太だけど、今は起きそうにない。




ベッドルームから毛布を持ってきて静かに掛ける。



そしてゆっくり彼に近づいて








そっと頬に触れるだけのキス。




…気づいていない。





バスローブが少しだけ開くけど




そんなの気にしてらんない。






彼の身体をしっかり支えて押し倒してから









深く




長く




そして熱く





唇同士が触れ合う…







すぐに目を覚まして驚いた様子だけど







そんなの関係ない。







何度も





何度も音を立てて





ついに受け入れ 舌を入れようとする彼に





もっと気持ちが落ちつかなくなって









ついに一線を超えてしまった。

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