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27After ユンギside ページ50

作業に戻れば、何をする訳でもなく、まだ居座る。

存在感がすごい。



「集中できない」

SH「お腹すいた」

「自由か」



よっぽど焼肉に行ったのが効いたらしい。

スヒョナ様々になっている。



「飯、食うか」

SH「え!うん!食べよ!外行こ、外!!!」



思いついたら即行動。

背中を押されて、外に出る。

お陰でスマホもなければ、財布もない。



「お前、金持ってるの?」

SH「大丈夫ー」



こいつ、最初から払わせる気なかったな。



SH「俺の行きつけといつもの焼肉どっちが良い?」

「肉確定?」

SH「だって僕は食べてないもん」

「悪かったって(笑)」

SH「本当に悪いと思うなら、ちゃんと焼肉付き合ってよね!沢山食べて、眠くなって、そのまま寝ちゃえば良いんだ!」



やられた。

作業室に籠りっきりなの知ってたな。

寝れてないことも。

気分転換に外の空気吸わせる為に、

少し頭を休める為に、

外に連れ出して焼肉誘ったんだ。

そうだ。

ヒョナはそういう奴だった。

昔から相手優先。

しかも、その相手に気負わせない為の工夫までして。

英国育ちなだけじゃない。

元々の性格なんだろうな。



「おう、さんきゅ」

SH「No problem(どうってことないよ)!」

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作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時

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