検索窓
今日:31 hit、昨日:36 hit、合計:602,097 hit

. ページ44

長いフライトを終え、無事韓国に到着。



マネ「この後どうする?メンバーは今日、撮影で空けてるが、見に行くか?」

SH「いえ、宿舎に向かって下さい」



一刻も早くメンバーに会いたいのかと思っていた。

車を走らせて小1時間。

見慣れた宿舎に大きなキャリーケース2つを運ぶ。

ちなみに、彼自身の持ち物はボストンバック1つ。



SH「ヒョン、少し手伝ってくれませんか?」

マネ「お?おお」



訳も分からず返事をすると、渡されたのはイルミネーションライト。



マネ「何するつもりだ?」

SH「Surprise(サプライズ).」



含みのある笑顔に少し心臓が鳴った。



SH「リミットは4時間」



プレゼントBOXにそれぞれの土産を入れて並べる。

それらをテレビ前のテーブルに積み重ね、

飛行機で書いていたメッセージカードを差し込む。

カーテンには渡されたイルミネーションライト。



マネ「何か良い匂いするな」



キッチンではフルコース並みの料理が出来上がっていた。



SH「手伝わせてごめんなさい。ありがとうございます」

マネ「大丈夫だって」

SH「そろそろ焼き上がるので少し待ってて下さい。はいこれ、その間に」



紅茶を渡され、待っていると小さな箱を渡される。



マネ「フランス土産なら貰ったぞ?」

SH「それとは別です。我儘を聞いてくれたお礼と日頃の感謝を込めて」



細かい気遣いと小さなサプライズは英国育ちからか。



マネ「ありがとう。じゃあ俺はそろそろ行くよ」

SH「はい、ありがとうございました」



玄関まで見送ってくれた彼の頭を撫でる。



マネ「喜んでくれると良いな」

SH「はい」



ドアを閉めれば、リースがかけられている。



マネ「はは、抜かりないな」



車に戻って、今夜の彼らを想像する。

キャンドルが並べられていたから、

きっとあそこは幻想的な空間になるだろう。

手を洗うときに気付いたが、

タキシードやメイク道具があったから、

きっと彼はキメてくるだろう。

お気に入りの香水まで置いてあったんだ。

相当な気合がうかがえる。

メンバーは驚くだろうな。

居るはずのない人がサプライズを用意して待っているなんて、思ってもないだろう。



マネ「仲良いなぁ」

25特権 ジンside→←24帰国 マネージャーside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (196 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1087人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。