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「テヒョナ〜、スヒョナ〜、、、」
起こしに来たのに、そーっとドアを開けて、小さく声をかける。
起こす気がないとかじゃなくて。
自分の身のため。
TH「、、、ぅん、、、」
「あれ。テヒョナ、起きて。スヒョナは?」
TH「うーん、、、。さぎょー、、、」
「ヤー、また帰って来てないの?」
ユンギもスヒョナも作業に没頭すると、食事も睡眠も十分に取らない。
夢中になるのはいい事だけど、正直なところ心配。
「ヤー!また寝ようとしない!今日はパンケーキだよ!!」
そう言うとパチっと目を開けて、ルンルンで部屋を出て行った。
なんて単じゅn、、、素直ないい子だ。
RM「ジョングガーー!!!!」
あっちではまだ戦ってた。
負けるなナムジュナ。
考えながら、ダイニングに戻る。
さて、作業室まで起こしに行くか。
いやでも、作業の邪魔すると後が怖いな。
いやいや、ここは長男キムソクジンの見せ所だ。
ちょっと待て、身の安全は保証できn
SH「おはようございます、ヒョン」
「うわぁ!!デジャブ!」
SH「??」
「おは、おはようスヒョナ。珍しいね」
よく見れば、優雅に紅茶を淹れるスヒョナの目元は真っ黒で。
「寝てないの?」
そう言えば爽やかに、どこか返事に困った様に笑った。
「ヤー、、、ヒョナ、、、」
SH「ネ。ヒョン、ごめんなさい。気付いたら朝で、、、」
「全く、、、。バンでは僕の隣おいで。そこならまだ静かだから。移動中は少しでも寝なね?」
SH「ごめんなさい」
いつしか彼の口癖になったこの言葉。
最近はそれを直そうとしてる。
「ごめんじゃなくて?」
SH「、、、ありがとうございます」
「うん」
少し赤く染まった頬を誤魔化す様に、紅茶を口に運ぶ弟の頭を撫でた。
RM「チョン・ジョングクーー!!!!」
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作者名:ソラン | 作成日時:2021年8月2日 13時