離れたら…縛るよ？【潤】２ (ページ1)

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【３１】ページ1

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雅紀くんが来て、私は咄嗟に

潤くんの胸板を両手で押して、突き放してしまった

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その途端に、潤くんが、明らかに

さっきとは打って変わって、不機嫌そうな顔になった

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雅「Aちゃん！せっかく再会できたんだから、もっと話したいよ～」

A「きゃっ…………………///」

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雅紀くんは、満面の笑みを浮かべて、ギュッて

苦しいくらいに、私を抱きしめてきた

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ちょっと…雅紀くんったら…潤くんの前で

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潤「おい…いい加減にしろよ。殴るよ…」

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彼の…冷たく低い声に、私の体がビクッと跳ねた

だけど肝心の雅紀くんは、怖気づいてもなかった

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雅「幼馴染だから、これくらい…見逃してよ」

潤「幼馴染とか関係ないんだよ…こいつはもう、俺のモノだから」

雅「ふーん。でも、俺の方がAちゃんの事、何でも知ってるよ？」

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雅紀くんも、顔は笑ってるけど、目が全然笑ってなかった

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