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帰り道も高校時代の事を思い出してた。
「部活ない日とかはよく一緒に帰ってたよな...」
佐「よくってかほとんど毎日だったじゃん」
「確かにそうだった(笑)」
佐「あの頃に戻りたいなって最近何度も思うんだよね...」
「ね...働き始めたらもっと思うんだろうな...」
佐「めちゃくちゃ思うよ!本当に社会人後悔する!」
そんな他愛もない話をするのもなんだか懐かしく感じる
佐「そういえば、ふっかは大学卒業したら引越しするの?」
「とりあえず引っ越す!」
佐「そっか...じゃあまた更に会えなくなるのか...」
「佐久間は?今も実家?」
佐「うん...でもそろそろ独り立ちしないとなって思ってはいるところ。
なんか"いい物件"知らない??」
物件...その言葉に反応する。
「ねぇ、佐久間が良ければなんだけどさ、シェアハウスしてみない??」
佐「えっ?シェアハウス?」
困惑気味の佐久間にこれまでの経緯を話す。
すると、佐久間も「面白そう!」と乗ってきてくれた。
「ただ、もう俺の大学の友達とその幼馴染が住むのは決定してるから、それでも良ければなんだけど...」
佐「俺、そこに住む!!」
佐久間があまりにも簡単に言っちゃうもんだから少し戸惑う
「いいの?知らない人と一緒だよ?」
佐「うん。今回のことがあってちょっと不安だけど、克服するきっかけにしたいし、何よりふっかの友達ならきっと大丈夫だって思ってるから!!」
にゃはっとまた笑顔を見せてくれる。
この笑顔なら...きっと大丈夫なはず
「...うん!じゃあよろしく!佐久間!」
佐「こちらこそ!お世話になります!」
こうして佐久間の入居が決定した。
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ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしています! (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます!移行先で書かせていただきます!今後もよろしくお願いします!! (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです! (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました!今後もよろしくお願いします!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ra. | 作成日時:2021年1月17日 2時